ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)はこのほど、来年4月17日に新しい客室階「グランヴィアフロア」をオープンすると発表した。最上階に位置し、客室のグレードも最上級となる。
コンセプトは「日常から解き放たれた駅ウエのプライベート・ラグジュアリー」。高級志向のビジネス客や海外富裕層をメーンターゲットにしながら、国内の熟年層やレジャー客、女性客にも使いやすくしたフロア。
多くの客室からは、既存フロアにない約2メートル四方の窓から眺望が楽しめるほか、遮音性も高く、フロア全体には公衆無線LANの配備、専用キーでの「フロアセキュリティシステム」の導入など、快適に過ごせる工夫を凝らしている。
ベッドはシーリー社やシモンズ社を採用。また、石や土、鉄、ガラスなどの素材を活かしたアートを随所に配した。
大阪駅周辺は、大阪ステーションシティの開業や大阪駅北地区の再開発により、ビジネス、レジャーを問わず幅広い層の集客が見込まれている。同ホテルでは新フロアのオープンでスタンダードから高品質まで幅広いカテゴリーの客室をそろえ、様々な宿泊客のニーズに対応できる「新しい都市型ホテル像」を目指す。
総事業費は10億5千万円。増床面積2875平方メートル(営業面積)。増床客室68室(ツインルーム29室、ダブルルーム39室)。フロア宿泊可能人数151人。部屋タイプは8種類。料金は、「ハーモニーダブル」タイプで2万8875円(平・休日。1室あたりの料金。税、サービス料込み)。
グランヴィアツイン