池田氏（右）と東急ホテルズ＆リゾーツの村井淳社長
東急ホテルズ＆リゾーツは、今年で22回目となる「東急ホテルズ料理コンテスト」の決勝大会を2月9日、吉祥寺エクセルホテル東急で開催。グランプリをセルリアンタワー東急ホテルが受賞した。
今回の課題は、みやぎサーモンをメイン素材に使用することと、ＳＤＧｓ要素を調理工程に一つ以上含むこと。味、見た目、提供時の演出、コストパフォーマンス、料理のテーマ性、ネーミングの6項目で、選手である調理スタッフと同じホテルのサービススタッフが2人1組で審査した。
グランプリを受賞したセルリアンタワー東急ホテルの調理スタッフ池田喬氏は作品について「海外ゲストをターゲットとし、春の桜を想起させる逸品。この時期、日本に来てよかったという思い出づくりに貢献できたら」と語った。
準グランプリは新大阪江坂東急に決定。受賞店舗の選手には表彰状とトロフィー、副賞として料理研修とレストラン視察のための支援金が授与された。
東急ホテルズ＆リゾーツは、「食の東急ホテルズ」を標榜（ひょうぼう）し、調理技術やサービスの追求だけでなく、若手料理人の育成も重要項目の一つとして掲げている。今後も社員のキャリア開発やスキルアップを顧客満足の向上につなげるべくさまざまな施策を行う考えだ。
池田氏（右）と東急ホテルズ＆リゾーツの村井淳社長
