新潟県・佐藤主任「ローカルならではのクールな魅力輝かす」
クールジャパンデータ&デジマケまつり実行委員会は11月24日、クールジャパン戦略を加速するデジタルマーケティング先進事例を表彰する「クールジャパンデータ&デジマケアワード2022表彰式」=写真=を埼玉県所沢市のところざわサクラタウンで開いた。最優秀賞には新潟県(新潟市)とゼロイン(東京都中央区)による「訪日外国人旅行者を新潟県に呼び込むためのオーガニックでサステナブルなデジタルマーケティング」が選ばれた。
表彰は、クールジャパン文脈のデジタルマーケティング活動における創造性や新規性、クールジャパン推進へのインパクトなどを基準に審査して決定。表彰式は、11月21~24日に開かれたクールジャパンデータ&デジマケまつりの最終日に行われた。募集は9月12日から10月21日まで行われ、約40件の応募から、クールジャパン機構の川﨑憲一社長や大阪観光局の溝畑宏理事長、日本政府観光局の蔵持京治理事長代理など8人が審査した。当日には、ファイナリストとなった3社のプレゼンテーションが行われた。
最優秀賞の「訪日外国人旅行者を新潟県に呼び込むためのオーガニックでサステナブルなデジタルマーケティング」は、経済・社会・環境の三つの観点でのサステナブルなデジタルマーケティングを実施するというもの。取り組みでは、データと知見を組み合わせながら仮説を立て、訪日ファンを集めるメディアの活用や県全体のリレーションシップの構築、外国人目線でクールな新潟(Finding Rural Japan)の自然の魅力を掘り起こした。新潟県国際観光推進課の佐藤亮太主任は「まねできないローカルならではのクールな魅力が輝くことがクールジャパンの実現だ」と話した。
ファイナリストは、次の通り。
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