事業戦略発表会を開催
ホテル、レストラン、リゾートなどの事業を運営プロデュースするカトープレジャーグループは10月16日、来年以降の取り組みを発表する「事業戦略発表会」を東京・六本木の駐日スペイン大使館で開催した。来年は、5月に長野・軽井沢でリゾートホテル「TWIN―LINE軽井沢」を開業するなど、3軒のホテルを開業する。「総合的なレジャー事業開発の実現」をコンセプトに新たな体験を創造、提供する。
発表会では、同グループの加藤友康社長が「『日本リゾート』を目指して展開する『ふふシリーズ』は、熱海、河口湖に続き、奈良、日光、京都、箱根強羅での開発を予定するなど、リゾート事業は順調に拡大している」とホテル事業の堅調さを強調した。今年7月には沖縄・読谷村に「グランディスタイル沖縄読谷ホテル&リゾート」を開業。来年は5月にTWIN―LINE軽井沢のほか、奈良公園内に「ふふ奈良」、7月には天皇陛下の御用邸跡地に「ふふ日光」を開業する。
TWIN―LINE軽井沢では、11月1日に東京・渋谷スクランブルスクエアで日本初開業するスペイン王室御用達レストラン「ホセ・ルイス」の2号店が初のリゾート型店舗として開業する。
発表会には、「ホセ・ルイス」の日本初上陸を祝い、スペイン国王陛下従兄弟君夫妻のアルフォンソ殿下とビクトリア妃殿下、駐日スペイン王国特命全権大使のホルヘ・トレド・アルビニャナ閣下、ホセ・ルイスのグループオーナーシェフのセサル・ルイス氏が来場。アルフォンソ殿下は「ホセ・ルイスの日本での展開が日本とスペインの経済関係にも良い影響を与えると考えている」と述べた。アルビニャナ閣下は「日本とスペインの交流が深まることで、明るい未来、大きな可能性が生まれる」と期待した。
駐日スペイン大使館で発表会を開催