観光庁は1月25日、「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の公募を開始した。観光客の過度な混雑やマナー違反など、オーバーツーリズムの未然防止・抑制につながる調査分析や計画策定、具体的な取り組みを支援する。予算規模は50億円。自治体などが対象。事業類型は2種で「先駆モデル地域型」で20地域程度、「一般型」で100件程度の採択を見込む。応募の締め切りは2月15日。
「先駆モデル地域型」では、自治体が中心となって地域の関係者による協議の場を設置し、地域住民の生活や旅行者の満足度に関する課題を把握、地域が目指す観光地のあり方を議論した上で、計画を策定し、具体的な取り組みを実施する。申請主体は自治体。計画に基づく取り組みは、DMOや民間事業者が実施する事業も対象とする。
会員向け記事です。