リクルートのじゃらんリサーチセンターは2月21日、コロナの流行が始まって以降、消費者を対象に定期的に実施している旅行意欲に関するアンケート調査の最新結果をまとめた。調査日は1月28、29日。様子を見ている層を含めた潜在的に国内宿泊旅行に意欲を持つ層は55.7%となった。オミクロン株の感染拡大などが影響したとみられ、前回調査(昨年11月24、25日)から12.0ポイント低下した。
調査はリサーチ会社のモニター会員のうち20歳以上の1652人が対象。同様の調査は20年3月以降、今回を含めて過去11回実施している。
潜在的に国内宿泊旅行に意欲を持つ層の55.7%は、「予定をしており、気にせず行く」2.5%▽「予定をしており、気を付けながら行く」10.4%▽「旅行に行きたいが、様子を見ている」42.8%の合計。
他の回答では、「旅行をキャンセル・しばらく行かない」が22.8%で前回調査時から7.3ポイント上昇した。「コロナ禍に関係なく、もともと行かない」は12.9%、「分からない」は8.7%だった。
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