ウイスキー文化研究所、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022」 洋酒部門 特別賞6賞を発表

  • 2022年6月20日

 ウイスキー文化研究所は17日、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022」 洋酒部門 特別賞6賞を発表した。

「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022(TWSC2022)」の洋酒部門において、特別賞の「ベスト・デザイン賞」、「ベスト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー」、「イノベーション賞」、「SDGs賞」、「ニューカマー賞」、「ツーリズム賞」が決定したことを2022年6月17日付けにて発表いたします。世界的にウイスキー蒸留所の設立が相つぐ中、本年はベスト・デザイン賞、イノベーション賞など新たに5つの賞を設立いたしました。TWSCでは最高金賞から銅賞の各賞以外に様々な特別賞を設定しており、先日発表したベスト・オブ・ザ・ベストやカテゴリーウィナーも特別賞にあたります。なお、本発表にてTWSC2022洋酒部門の特別賞がすべて出揃ったことになります。
TWSCは2019年が初開催。4回目となる今年の洋酒部門の出品数は519アイテムで、本年2月から5月にかけて223名の審査員による一次審査と、18名の特別審査チームによる二次審査を実施しました。既に最高金賞から銅賞の各賞とベスト・オブ・ザ・ベストなどの特別賞の一部を発表しています。
なお、7月にTWSC2022の授賞式を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、これを断念しております。よって、授賞式にて一斉に発表すべく準備していた特別賞を、プレスリリースなどで順次発表することといたしました。
主催はTWSC実行委員会、企画・運営はウイスキー文化研究所。


・TWSC2022洋酒部門にて新たに5つの特別賞が設立
・恒例のベスト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤーは5部門
・484アイテムの中からベスト・デザイン賞3アイテムが受賞
・社会的な取り組みを評価するSDGs賞はジェンダー平等に着目
・イノベーション賞、ニューカマー賞、ツーリズム賞が発表に



東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)とは
○アジア最大級・日本唯一
日本唯一のウイスキー、スピリッツ、焼酎の品評会で、その規模はアジア最大級です。(TWSC全4回の累積実績)
出品数2,711本/ウイスキー962本、スピリッツ955本、焼酎794本

○全国の洋酒専門家、焼酎専門家300名以上が審査
ウイスキー文化研究所設立から20年かけて培った信頼関係で、全国の専門家300名以上に審査員として協力をいただいています。バーテンダーやメーカー、インポーターの他、ウイスキーコニサー資格を所持した方々も数多く参加しています。

○ブラインドテイスティングで審査
ブラインドテイスティングにて審査することで、余計な情報に左右されずにボトルに真剣に向き合っていただきます。


TWSC2022洋酒部門 ベスト・デザイン賞 <NEW>
TWSC2022から特別賞として、新たにベスト・デザイン賞を設立しました。今回最高金賞から銅賞までの全ての受賞アイテム484本を対象とし、実行委員会での一次投票、二次投票を経て決定しています。
また、今回はジャパニーズ限定で、蒸留所の建築デザインにも賞を与えております。これは実行委員長の土屋守が選定にあたりました。
<ベスト・デザイン賞 受賞一覧>
ウイスキー :アイル オブ ラッセイ R-02
ジン :KOMASA GIN 桜島小みかん
その他のスピリッツ :ロン サカパ 23
蒸留所 :ニセコ蒸溜所


TWSC2022洋酒部門 ベスト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー
本年度のベスト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤーは、スコッチの既存蒸留所(主に2010年以前に建てられた蒸留所)と、スコッチ、アイリッシュ、ジャパニーズのクラフト蒸留所、そしてそれ以外の世界の蒸留所の5つのカテゴリーで選出しました。
実行委員会と事務局(ウイスキー文化研究所)で、上記カテゴリーでそれぞれ30、20、15、20、10カ所の蒸留所を候補として選び、そこから洋酒の全審査員と実行委員、実行委員長を対象とした投票を経て決定しました。審査基準は、話題性、新進性、独自性などをもとに設定しております。
<ベスト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー 受賞一覧>
ベスト・スコッチ・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー :ブルックラディ蒸留所
ベスト・スコッチ・クラフト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー :キルホーマン蒸留所
ベスト・アイリッシュ・クラフト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー :ティーリング蒸留所
ベスト・ジャパニーズ・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー :厚岸蒸溜所
ベスト・ワールド・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー :カバラン蒸留所


TWSC2022洋酒部門 イノベーション賞 <NEW>
イノベーション賞は、技術革新に注目して企業や蒸留所を表彰するものです。第1回のイノベーション賞には、老子製作所と共に鋳造製ポットスチル「ZEMON」を開発した富山県の三郎丸蒸留所が選出されました。選出はTWSC実行委員会の合議によるものです。
<イノベーション賞 受賞一覧>
イノベーション賞 :三郎丸蒸留所/若鶴酒造株式会社


TWSC2022洋酒部門 SDGs賞 <NEW>
SDGs賞は、SDGsに対する取り組みを評価する賞として設立し、TWSC実行委員会が選出しました。第1回の受賞は山形県の遊佐蒸溜所。
SDGsの17の目標のうち、日本が最も遅れていることの1つがジェンダー平等とされています。2018年創業の遊佐蒸溜所では、当初から製造スタッフは2名の女性でした。未だ男性が多い酒造りの現場でジェンダー平等に取り組んでいることが評価されました。
<SDGs賞 受賞一覧>
SDGs賞 :遊佐蒸溜所/株式会社金龍


TWSC2022洋酒部門 ツーリズム賞 <NEW>
見学設備や地域を巻き込んでのツーリズムに力を入れているジャパニーズウイスキー蒸留所を表彰したのがツーリズム賞です。これも、今年設立した賞で、実行委員会にて選出しています。今回、受賞したのは、コロナ禍の2021年にビジターセンターを大幅リニューアルした本坊酒造のマルス信州蒸溜所。観光客誘致、そして地域経済に貢献しようという姿勢が評価されました。
ツーリズムは今の世界中の蒸留所のキーワードの1つになっています。この賞が、これから新たに設立される蒸留所の一つの指針になることを願っています。
<ツーリズム賞 受賞一覧>
ツーリズム賞 :マルス信州蒸溜所/本坊酒造株式会社


TWSC2022洋酒部門 ニューカマー賞 <NEW>
ニューカマー賞は、ジャパニーズウイスキー蒸留所に与える賞で、ジャパニーズウイスキーの定義に則った製品が出せない操業から3年未満の蒸留所を対象としています。これも実行委員会にて選出しており、今回は2020年に創業した静岡県の井川蒸溜所が選ばれました。蒸留所は周囲を南アルプスの名峰に囲まれた標高1200メートルの高地にあって、現時点では日本最高点の蒸留所です。そのため、静岡市街から車で5時間かかり、一般ではなかなか見学できない秘境の蒸留所となっています。
<ニューカマー賞 受賞一覧>
ニューカマー賞 :井川蒸溜所/十山株式会社


ウイスキー文化研究所
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める愛好家団体で、世界中のウイスキーの情報発信を行っています。2001年3月の発足以来、ウイスキー専門誌「Whisky Galore」の発行をはじめ、「ウイスキーフェスティバル」や「コニサー資格認定制度」、「ウイスキー検定」など様々な取り組みを行っています。(HP:https://scotchclub.org/

TWSC実行委員長/ウイスキー文化研究所代表 土屋守プロフィール
1954年新潟県佐渡生まれ。1987年から1993年の駐英取材経験を基にウイスキージャーナリストとして活動し、1998年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の1人として選ばれる。帰国後にウイスキー文化研究所(当時はスコッチ文化研究所)を立ち上げ、各地での講演や執筆活動、ウイスキーコニサー試験、ウイスキーフェスティバル、ウイスキー検定の企画運営、そしてウイスキー専門誌の発行などを通じて、日本にウイスキーとその文化を広めるため精力的に活動している。2014年放送開始のNHK連続テレビ小説「マッサン」ではウイスキー考証として監修を務めた。
『完全版シングルモルトスコッチ大全』、『ブレンデッドウィスキー大全』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』(KADOKAWA)、『人生を豊かにしたい人のためのウイスキー』(マイナビ出版)など著書多数。隔月刊誌『Whisky Galore』の編集長を務める。

 
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