アクティビティジャパンは8日、「訪日旅行者 春節期間 アクティビティ予約ランキング」を発表した。
2月5日(火)に旧正月を迎え、2019年度の春節は2月4日(月)~2月10日(日)の最大10連休となったアジア諸国ですが、香港からの訪日旅行者数がトップになりました。
香港からの旅行者は新千歳空港にローコスト・キャリアで来日し、札幌・富良野を中心に「熱気球」や「パラグライダー」などの北海道の大自然や絶景を目的とした個人旅行者が多く見られます。
また、一方で、同じアジア圏でも台湾や近年、訪日旅行者数が大幅に増加しているシンガポール、フィリピン、マレーシアといった東南アジア諸国からの旅行者に関しては、世界自然遺産である知床での「スノートレッキング」や網走の「氷上ワカサギ釣り」、長野のスキー場での「バックカントリー」など、『雪』をメインとしたアクティビティに人気が集中しております。ランキング2位のオーストラリアに関しても同様で、特に北海道江別市での「雪上ドリフト」体験は、海外ではあまり見られない北海道ならではの『広い大地』『長い道』をドライブするような感覚で疾走感溢れる非日常体験ができることからご好評をいただいております。その他、栃木県日光の雲竜渓谷の氷瀑「トレッキング」など、冬季ならではの季節性があるプランが人気上位となりました。
旅行先としても冬の北海道は不動の人気であり、スノーシューやスノーモービルなど
定番「雪」アクティビティは、自国に雪が降らないアジア圏の旅行者に人気です。最近では、ただ参加するだけでなく、GoProやドローン、一眼レフなどを持参してご自身や同行者が体験する様子を動画で撮影しその場でフェイスブックやインスタグラムにアップし、家族や友人にシェアする方が多く見られます。外国人においては、日本人以上にSNSを媒体とした情報発信が進んでいることが伺えます
また、都市部においては、大相撲1月場所が終わり次場所までの期間と春節期間がちょうど重なることから、「相撲体験」「相撲見学」プランがランキング上位となりました。こちらも単純に見学をするだけでなく、日本の風土や相撲の歴史について学べ、実際に『まわし』をして力士と一緒に『すり足』を体験した後に『ちゃんこ鍋』を一緒に食べたりと、時間や経験をその場にいる人と共有し、人と人とが触れ合えるストーリー性のあるプランが非常に人気です。