はとバスは9日、銀座キャピタルホテル萌木（東京都中央区）＝写真＝のクリスマス宿泊プランを発売した。客室はクリスマス仕様に飾り付けすると共に、プライベートレストランに改装、個別セッティングし、他の宿泊客と接触しないように配慮する。
22～26日の期間、1日1室限定で実施する。通常、定員7人の「アウトサイドコネクトファミリールーム」を4人で利用してもらう。「同ルームは2部屋を組み合わせた客室だが、この期間は1部屋をプライベートレストランとして指定時間に食事をセッティング、もう1部屋を寝室として利用してもらう」（広報室）。
クリスマスディナーとして、レストランシェフが腕を振るい、ローストチキンや海鮮のパエリア、ハーブ風味のスモークサーモン、銀座千疋屋のケーキ、シャンパンなどを提供する。
正規料金だと4人で6万円（サービス料、税込み）だが、Ｇｏ Ｔｏトラベル適用で3万9千円となり、地域共通クーポン9千円分が付く。
同社によると、新型コロナウイルス禍で外国人や、企業研修、修学旅行など団体の利用が軒並みキャンセル。客室稼働率は3月以降急激に落ち込み、販売規模を縮小して営業していた。
10月以降はＧｏ Ｔｏ事業の対象プランを展開。「少し上向いたものの、再拡大の影響で大幅な回復は見込めない状況」（同）だが、クリスマスをウィズコロナの中で安心して楽しんでもらおうと同プランを企画した。
