じゃらんは3日、「行ってみたい花手水ランキング」を発表した。
■『じゃらん』行ってみたい花手水ランキング
花手水(はなちょうず)は、神社やお寺の参拝前に手や身を清める手水舎にある手水鉢に花を浮かべたものです。色鮮やかな花が浮かんでいる風景がとてもかわいらしく、その見た目の華やかさから“フォトジェニックなスポット”として注目を集めています。そこで今回は花手水をテーマにアンケートを実施しました。行ってみたいと思うスポット1位は、福岡県「太宰府天満宮」でした。日本屈指の大きさを誇る一枚岩の手洗鉢を鮮やかに彩る花手水は見応えある美しさです。続く2位には京都府「北野天満宮」がランクイン。季節のテーマにあわせた、まるで生け花のように立体感のある演出が魅力です。3位の埼玉県「行田八幡神社」は、ライトアップイベントを実施するなど、幻想的な花手水が人気を集める結果となりました。
そのほかトップ8には、花手水発祥といわれる寺から、いつ訪れても楽しめるように毎日が見頃という神社まで、まさに彩り豊かで華やかなスポットがランクインしています。身を清めるだけでなく、四季の花々が心を癒やしてくれる花手水。ランキング結果を参考に、お気に入りの場所をぜひ探してみてください。
■『じゃらん』行ってみたい花手水ランキング:トップ8を紹介
1位:太宰府天満宮【福岡県】
学問・文化芸術の神様である菅原道真公を祀る太宰府天満宮。多くの自然に囲まれる境内は、樹齢1,500年以上といわれる国指定天然記念物のクスノキや、約200種・約6,000本の白梅・紅梅が咲き誇る名所でも知られています。季節の花々で彩られる花手水は、楼門前にある一枚岩の手洗鉢。縦4m、横6mと日本屈指の大きさで見応えも十分です。
2位:北野天満宮【京都府】
北野天満宮は菅原道真公を祀る約12,000社ある天満宮、天神社の総本社で、地元では“天神さん”として親しまれています。毎週入れ替わる季節の花で彩られた花手水が楽しめ、季節行事に沿ったテーマ性のあるものから、生け花のように立体感のあるものまで、バラエティーに富んだ演出がSNSでも話題です。
3位:行田八幡神社【埼玉県】
行田八幡神社の花手水は、“参拝に訪れる方々に癒やしを提供したい”と2020年4月からスタートしました。そこから発展し、地域全体で楽しめる「行田花手水week」を開催しています。さらに、月に1回ライトアップイベントもあり、幻想的な花手水を見ることができます。※詳細は行田市観光NAVIを確認
4位:勝林寺【京都府】
勝林寺は東福寺の塔頭のひとつで、色鮮やかな花手水がSNSで話題のスポットです。毎週火曜日と土曜日(冬は週1回)に花の入れ替えが行われるので、1年を通じて目を楽しませてくれます。心華やぐ花手水とともに、毎日開催される坐禅を体験してみるのもおすすめです。
5位:川越八幡宮【埼玉県】
川越八幡宮は、古来より勝負の神様として信仰を集める神社です。聖徳太子の姿をした「ぐち聞きさま」や「厄除け(桃)の神様」など、境内にはちょっとユニークなスポットが点在しています。拝殿前にある龍の手水舎には、毎日が見頃となるよう、季節の花が彩り豊かに飾られています。
6位:帯廣神社【北海道】
「開拓三神」を祀る帯廣神社は、境内が約10,000坪もあり、大自然に囲まれた神社です。2019年から始まった花手水は、ゴールデンウィーク、夏詣期間、例祭中の年6回開催されます。カラフルな花々と一緒にビー玉を浮かべるなど、境内の5カ所で大小さまざまな演出が楽しめます。
7位:最明寺【埼玉県】
最明寺の境内には花手水が5カ所あります。10月には「ピンクリボン運動」にちなみ本堂のライトアップにあわせて花手水もピンクに統一するなど、他では見られない趣向を凝らした花手水が特徴です。
8位:京都 眼の観音様 ~柳谷観音 立願山楊谷寺~【京都府】
楊谷寺は、“歴史と四季を感じられる聖地にしたい、不安な現代にご利益と共に五感を通じて心に平安を”との思いから始めた、花手水発祥の地といわれています。境内には数カ所の花手水があり、それぞれ龍手水、庭手水、恋手水、苔手水、琴手水などと呼び、四季折々の花手水を愛でることができます。
※紹介している内容は2024年3月22日時点の情報です
※本ランキングをご紹介いただく際は、必ず下記クレジットを記載してください。
「じゃらん 行ってみたい花手水ランキング」
※おでかけの際には、ホームページなどで最新の情報をご確認ください
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:47都道府県在住20代~50代
有効回答数:1,045名
調査実施期間:2024年2月20日(火)~2024年2月22日(木)
調査機関:インテージ(調査主体:リクルート)