下関市、下関港湾協会、山口県は3月19、20日、「しものせきクルーズフェスタ2022」を同市のシーモール下関で開催する。新型コロナウイルス感染症で生じたクルーズのイメージ悪化、誤解を解くとともに、クルーズの「安全性」「魅力」「楽しさ」「地域経済への貢献」を紹介する。2回目となる今回は、さらなるイメージ向上とマーケット醸成を目的に、イベント色を強めて地域住民への訴求も図る。
基調講演「ウィズコロナ時代の世界のクルーズ動向と今後の展望」と題し、一般財団法人みなと総合研究財団首席研究員兼クルーズ総合研究所副所長の沖田一弘氏が講演。基調講演「クルーズ旅 楽しさとその魅力」ではJTBロイヤルロード事業部営業推進担当課長の中島秀二氏が登壇する。
パネルディスカッション「ウィズコロナ時代のクルーズ振興~船社と寄港地の共存共栄とは」ではパネリストに商船三井客船社長の山口直彦氏、日本国際クルーズ協議会(JICC)副会長の糸川雄介氏(シルバーシー・クルーズ日本・韓国支社長)、MSCクルーズジャパン社長のオリビエロ・モレリ氏が登壇。基調講演、パネルディスカッションは19日のみで、オンラインライブでも配信される。
会場では船社PRブースやクイズラリー、抽選会を開催。クルーズロードショー、クルーズ入門講座も行われる。
下関港は2019年4月に国から国際旅客船拠点形成港湾に指定され、クルーズ振興を積極的に進めている。
参加費は無料。