からくさホテルズ(東京都港区)は7月8日、東京で2軒目、全国で7軒目となるホテル「からくさホテルTOKYO STATION」を開業した。JR東京駅から徒歩約5分の立地を生かし、駅や周辺のバスターミナルを利用する観光客などを取り込む。
ホテルは、地上12階地下1階建て、延床面積約5406平方メートル。客室は、21平方メートル以上のツインルーム43室など、全151室を備える。グループの宿泊にも対応できるコネクティングルームも40室設けている。
客室には、国内や海外6カ国で通話が無料でできるスマートフォンや海外製電化製品対応のマルチコンセントプラグ、USBポートを完備している。また、日本人、外国人スタッフによる多言語対応が可能だ。無料Wi―Fiやプロ通訳とテレビ電話が可能な通話システムも導入している。
「7月の稼働率は約80%の着地となりそうだ。コネクティングルームを中心に予約は堅調。稼働率の年間目標85%に向けまい進したい」と同社。
ホテルは、東京では5月1日に開業した「からくさホテルプレミア東京銀座」に続き2軒目、全国では北海道、関西を含む7軒目の開業となる。11月末には「からくさホテルグランデ新大阪タワー」(大阪市淀川区、全396室)の開業を予定している。
コネクティングルーム