好事例を共有、総旅行回数の増加へ
リクルートライフスタイル(淺野健社長)が運営する旅行サイト「じゃらんnet」、国内旅行情報誌「じゃらん」、観光に関する調査研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」は、2018年度の1年間に顕著な実績を収めた宿泊施設や地域を表彰する「じゃらんアワード2018」を決定した。全国8ブロックごとに七つの大賞を選出した。「じゃらんアワード」の概要と3件の受賞施設・団体を紹介する。
「じゃらんアワード」は12年にスタート。宿泊施設、地域の優れた取り組みを発掘して表彰し、発信している。リクルートライフスタイルでは、18年度から「360。トラベルパートナー」というサービスコンセプトを掲げ、総旅行回数の増加を目指す。アワードで選出した好事例を関係者で共有し、サービスや魅力の磨き上げに生かしてもらい、観光業界の発展に寄与したい考えだ。
アワードは、全国八つの地方ブロックごとに七つの大賞(部門別を含めると、表彰タイトルは計10種)を選定。「じゃらんnet」の取扱額やクチコミ評点の上位施設を客室規模別に選ぶ賞に加えて、「じゃらん」編集長や「じゃらんパック」プロデューサーなどが宿泊施設、地域の取り組みを審査する賞もある。
7回目となる今回の「じゃらんアワード2018」の表彰式は、19年6~7月に全国8カ所で開催した「じゃらんフォーラム2019」の中で行った。宿泊施設などの出席者の合計は2千人を超えた。受賞施設や受賞地域の代表者によるスピーチなどが行われ、会場は拍手に包まれた。
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発表!「じゃらんアワード2018」を受賞した宿・地域 – じゃらんnet