市場分析システム
空(東京都千代田区、松村大貴社長)は、AIで宿泊施設の市場分析と料金設定を支援するIT企業。同社が提供するホテルの市場分析エージェント「ホテル番付」は、全国のホテルや旅館などの宿泊施設1500軒以上が利用している。
ホテル番付は、周辺ホテルの客室価格や販売室数など、毎日の気になる情報をユーザー(宿泊施設)に代わって調査・分析し、必要なタイミングでユーザーに報告・提案を行うホテルの“市場分析エージェント”。全国2万軒以上のホテル(=宿泊施設)情報を自動調査。周辺施設との比較により、自社データだけではわからない、客観的な評価、発見が得られる。
具体的な導入メリットは、(1)周辺施設の売り上げ目安が分かる(2)周辺施設の予約ペースが見られる(3)安く売りすぎなどの要注意日が分かる―など。
クラウドサービスのため、専用端末のセットアップなどは一切不要。インターネットがつながる環境であれば、どこからでも利用することができる。また、比較対象に使う各宿泊施設のデータは、インターネット上に公開されているデータを自動収集して使用しているため、ユーザー施設側でデータ入力をする必要はない。公開されている客室価格と販売室数を用いたこの同社独自の計算方法は、特許出願中のノウハウだ。
同社では、全ての新規ユーザーに対して「28日間の無料体験」期間を設定。無料体験終了後は、施設規模に応じた料金体系(月額8千円+1室数あたり200円~)で、継続利用することができる。継続利用をしない場合は、もちろん費用は一切かからない。