【HCJ2022出展ブース特集】大建工業(東4-E14)


出展ブース(イメージ)

ルーバー、壁材、直貼床材、軒天、天井材

 大建工業は宿泊施設向け製品開発に注力している。ルーバーや壁材のほか、直貼床材、軒天、天井材などのラインアップを拡大し、ホテル、旅館への提案を強化している。

 木目柄内装用不燃ルーバー「グラビオルーバーUB」、突板仕様ルーバー「グラビオルーバーUS」は、内装の壁、天井に使われる建材で、立体的なデザイン性を高める。近年は公共施設や商業施設で採用されるケースが増えている。
 
 壁材は木目柄の不燃材を展開。シートタイプの「グラビオUB」のほか、天然木突板仕様の「グラビオUS」、人工杢突板仕様の「グラビオUA」を発売し、グレード別の製品群を増やしている。

 不燃の軒天、天井材、壁材、ルーバー材のラインアップ充実に伴い、最近では軒天と天井材を合わせた「内外連動」や、天井材と壁材、ルーバー材を合わせた「壁・天井連動」として、同柄で提案できるようになったのも強みの一つだ。軒天は木目柄の「ダイライト軒天30・45」、天井材は不燃の「グラビオ羽目板V・R」などを用意する。

 床材は、ロビーや客室などで土足対応フローリングの需要が高まる中、近年発売した「コミュニケーションタフ防音DW・FW」の引き合いも多くなっている。同製品は床材基材などに防音性能を高める特殊加工を施した天然木化粧床材で、土足対応も可能。床下を二重構造にする必要がないため工事費用削減、工期短縮のメリットもある。

 内装木質化を検討する宿泊施設が増え、また国産材の有効活用が求められている中、同社では、あらゆる木質系材料の需要に応えられる製品を展開している。

 また、機械すき和紙でできた畳表で、い草に比べて汚れに強く、変色しにくいうえ、ダニやカビの発生が少ない「健やかおもて・清流」なども提供。タバコの焦げ跡やテーブル足の凹み跡なども通常のメンテナンスで緩和でき、長持ちする製品として評価されている。

 

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