インバウンド客の獲得に
インバウンド需要が高まる中、市場の競争も激化している。今年のホテレスでJTB商事は、旅館・ホテルへインバウンド客の多様なニーズに応えるための商品・ソリューションを提案する。「施設づくりのポイント」や「『勝ち組』を維持する施設の成功事例」なども紹介していく。
インバウンド客室は、「粋」をコンセプトに歴史、伝統に育まれた和の空間を提案する。インバウンド客が快適に過ごせる工夫や、本物の日本を感じてもらえる空間の事例などを示す。
インバウンド客室に関しては「近未来ホテル」をイメージした空間も設置。シャープ製のロボット型スマホ「ロボホン」や「ⅰパッド」などを活用したデジタルスマート化の演出を紹介する。
装備品は、業務用家電製品や雑貨など、世界の各ホテルチェーン本部からワールドスタンダードの認定を受けている「JVD」の製品を展示する。日本でのJVD製品の展開は初となる。
消耗品は、インドネシアハラール協会認証のホテルアメニティをPR。ムスリム客を取り込みたい旅館・ホテルに採用を呼び掛ける。
カプセルホテル事業者に対しては、「ビジネスマンの宿」から「インバウンド旅行者の宿」への転換を訴える。テーマは「カプセルに泊まって旅する時代へ」。インバウンド旅行客の客室不足解決策の一つとして提案する。カプセルホテル新設の企画構想から設計施工まで、ワンストップで事業者を支援する。
展示ブースの前では、ヒト型ロボット「ペッパー」が出迎えて歓迎。演奏装置「弦奏」が琴の音楽を奏でる。