日英中韓5言語に対応
旅館・ホテル専門の情報システム会社、タップが提供する自社サイト向け予約システムは「イーコンシェルジュ(e―concierge)」。
日本語と英語、中国語繁体字・中国語簡体字、韓国語の5カ国語に対応。クレジット決済機能を標準装備しており、インバウンド客の予約受け付け、決済を自社サイトですぐに始めることができる。日本語のみや、特定言語に絞った宿泊プランの公開も可能だ。
もちろん「手間いらず」「TL―リンカーン」「ねっぱん!」といったサイトコントローラとも連動している。 多言語対応の予約機能とクレジット決済機能は、特にインバウンド予約に強みを発揮する。両機能を併せ持つことで、キャンセル料とノーショーチャージの設定、収受が確実となる。
また、宿泊予約に加えて、レストラン予約やアクティビティ予約などを付加するバージョンアップも今秋に予定している。
同社の新製品、小規模宿泊施設向けシステム「accommod(アコモド)」にも注目したい。30室以下のホテル、旅館、民宿、ペンション、ゲストハウスなどに向けて開発したウェブ宿泊予約・宿泊管理システムで、日常業務や売り上げ管理、顧客管理を手持ちのPCやタブレット1台で行うことができる。「インターネット無線LAN(Wi―Fi)環境があれば、どこでもフロントになる」(同社)。宿泊予約システムとしては「宿泊プラン販売」「多言語対応」「クレジット事前決済」「フェイスブックログイン対応」の各機能、宿泊管理システムとしては「在庫管理」「売上管理」「顧客管理」「各種帳票」の各機能を基本装備している。