自社内にあるコールセンター
予約・販売管理システム
シーナッツの宿泊施設向けの予約・販売管理システム「ＴＬ―リンカーン」は、旅行会社とネット販売からの通知を一元管理し、残室・料金調整が一括でできるもの。特定端末に依存せずにインターネットを通じて複数人の同時業務が可能。ホテルシステム（ＰＭＳ）とのデータ連動もでき、残室・料金調整などの更新スピードも速い。対応販売先は旅行会社、ネット販売を合わせて約１００社。最近では、Ｓａｂｒｅ社ＣＲＳ「ＳｙｎＸｉｓ（シナキシス）」と残室、料金の連携を開始するなど、海外ＯＴＡとの接続も強化している。
導入実績は国内４千軒、海外（韓国）１７０軒で、導入後のフォロー・サポート体制の充実と、ユーザーの声を商品、サービスに反映する点が評価されている。
最近搭載された「プランの販売期間延長」もその一つ。各ネット販売先の管理画面から行っていたプランの販売期間延長操作がＴＬ―リンカーンの画面から一括でできるようになった。対応する販売先もじゃらんｎｅｔ、楽天トラベル、るるぶトラベル、一休．ｃｏｍなどに加え、自社予約エンジンにも順次、対応を広げている。
併せて、自社に設けているコールセンターの充実も評価が高い。３６５日稼働し、午前９時から午後９時までの１２時間、常時８人ほどが１日・１００件以上ある宿泊施設からの問い合わせに対応する。以前は、午後６時までの対応だったが、顧客の声に応え時間延長を決めた。
「難しい質問や緊急を要する質問にもスピーディーに対応できるよう、コールセンターを自社に設けた」と同社。
