心身開放する自然と名湯
長野県扉温泉明神館(齊藤忠政社長)は標高1050メートルに位置し、国定公園の自然にたたずむ温泉宿。温泉は「胃腸に効くとして湯治客の人気を集め、「西の白骨、東の扉」と称される名湯だ。三つの浴場では、薄川渓谷の四季折々の景色を望みながら入浴を楽しめる。
立ち湯「雪月花」は、眼下に広がる渓谷美を堪能できる同館自慢の浴場。温泉はアルカリ性単純泉で、肌がすべすべになる美肌の湯だ。また、立ったまま入ることで胃腸など循環器を整えるほか、血行がよくなるといわれる。
大浴場「白龍」は、前面がガラス張りになっており、緑が美しい。露天風呂では、野鳥の声や木々のそよぐ音を感じながら旅の疲れを癒したい。
寝湯「空山」は、枕木を頭に、寝た状態で空と山の雄大な景色を眺めながら名湯を満喫できる。
天然温泉の満喫後は、和食とフレンチから選べる旬の地元食材を使ったディナーを味わいたい。
▽長野県松本市入山辺8967。TEL0263(31)2301。http://www.tobira-group.com/myojinkan/