【道標 経営のヒント 219】ネット上での誹謗中傷対策法 タグ広告プランナー 宮坂登

  • 2020年1月11日

 前回まで3回にわたって、ネット上の誹謗(ひぼう)中傷について述べてきた。今回は、現実的な対処法についてご紹介したい。

 ネット上のネガティブワードを完全に消すためには法律の専門家である弁護士、それもITに詳しい弁護士に頼まざるを得ないことをお伝えした。マイナスな情報であってもそれは「個人情報」に変わりがなく、一般人には手が出せる代物ではないからである。さらにネット上で「非弁行為」を行うIT業者には依頼してはならないこともお伝えした。この二つの鉄則だけは覚えておいていただきたい。

 しかし、実際に自らの宿がネット上での誹謗中傷を受けてしまった場合にどうするべきか。特に検索サジェスト機能にネガティブワードが現れた場合は、ノウハウを持たないウェブ制作会社では消しようがない。法的な措置を取った場合には被害の状況に応じて非常に高額な出費となるケースが多く、ネガティブな情報を消せると分かっていても、手をこまねいてしまうはずである。そこでご紹介しているのが「逆SEO」という方法である。

 有用なサイトは、ウェブサイトに多くの人が訪れるようにと行き届いたネットエンジン対策を行い、検索結果画面の上位にサイトが常に登場するように仕掛けている。その結果が販売効率やブランディング効率を上げている。

 スマホを含めて1億総検索時代の今、誰もがネット検索して現れる画面を「パッと見て」、必要情報の有無を「瞬時に」判断し、見たいサイトをクリックするか次の検索へと向かう。ほんの数秒のことである。現代人にはそんな習性が知らず身に付いてしまっている。検索サジェスト部分にネガティブワードがあれば見ないばかりか、検索結果画面も見ても2ページ目まででそれ以下は見ないというデータもある。どちらも下位に表示されていれば、どんなネガティブワードも目にふれないということになる。

 つまり逆SEOとは、検索サジェスト機能や検索結果画面にマイナス情報が現れないようにサイト順位を下げてしまうという作業である。この方策であれば、弁護士に依頼するより出費も少なくて済む。実際に多くの名うての企業がこの方策を取り込んでいて、順位を下げるだけでなく、常にネット上を見張り、未然の対策を行っている。実は筆者の外部ブレーンの企業がその業務を一手に引き受けており、多大な成果を上げている。

 マイナス情報を目にふれないようにするだけでなく、有用な情報についてSEOを施し、ブランディング面も強化してくれる。

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