中国最大手OTAのCtrip(シートリップ)は3日、北海道・北海道観光振興機構と連携協定を締結した。
Ctrip.com International, Ltd.(本社:中国・上海、CEO:孫 潔、以下「Ctrip」)は、2018年9月3日(月)、北海道及び公益社団法人北海道観光振興機構と、海外からの誘客促進等に関し、連携協定を締結しました。北海道が海外の企業と連携協定を締結するのは本件が初の事例となります。
協定の締結は9月3日、北海道庁本庁舎にある知事会議室で行い、はるみ北海道知事と、公益社団法人北海道観光振興機構会長堰八義博氏、Ctrip高級副総裁孙波(スン・ボウ)の3者が出席しました。
北海道は、2020年度を目途に外国人観光客500万人の来道を目標として掲げています。近年、個人旅行(FIT)が増加傾向にある中、個人客の取り込みが重要であることから、中国最大手のオンライン旅行会社であるCtripと連携し、誘客促進に取り組んでいくこととなりました。
今回の協定締結に基づく、主な取り組みは下記の通りです。
<連携協定に基づく主な取組>
(1)中国市場などでの共同プロモーション
・Ctripが運営するHP等の媒体、Ctripのパートナー企業、双方のSNSなどで北海道の観光情報を発信。
・共同で招聘事業を実施。
(2)観光案内所での観光情報の提供等
・Ctripが道内に設置する(予定)観光案内所での観光情報の発信やイベントの開催
(3)マーケティング・リサーチ
・入込や観光関連データの共同マーケティング・リサーチ
(4)道内宿泊施設への誘客促進
・道内宿泊施設への誘客を促進するためのセミナー開催など