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「TL-リンカーン」のロゴ
共通在庫サービスで集客支援
シーナッツが提供しているTL―リンカーンは、旅行会社とOTAからの通知を一元管理し、残室・料金調整が一括でできるもの。導入施設は約5100軒で、対応販売先は旅行会社、OTAを合わせて147社。導入後のフォロー・サポート体制の充実と、ユーザーの声を商品、サービスに反映する点が評価されている。
コロナ禍の中、同社では「共通在庫サービス」を利用した集客方法を提案している。共通在庫につながった販売先については、宿泊施設が販売先との契約後、TL―リンカーン上に登録されている部屋とプランを連携するだけで、販売を開始できるのが特徴だ。オーバーブックの発生がないうえ、1社ごとのプラン作成の手間をかけずに簡単に集客ができるため、中には30程度の販売先を登録している施設もあるという。「販売先は宿泊施設の営業担当になる販売先を増やすことで集客力を高めてほしい。共通在庫につながっているすべての販売先と契約を結び、宿泊施設側で稼働に合わせて手軽にマネジメントできるようにしてほしい」と山田英樹社長。
稼働に合わせた販売先のマネジメントでは、残り数室になった際に、自動で販売先を止める機能や、客室単価の向上を目的とした「人数帯売止機能」などの便利な機能の活用も提案。「人数帯売止機能」は各プランを人数帯ごとに簡単に売り止めにできるもの。宿泊人数1人、2人を売り止めにし、3人以上の予約だけを獲得できるようにすることで部屋単価を上げ、売り上げアップを狙う。
シーナッツが自社に設けているコールセンターの充実も特徴。365日稼働し、午前9時から午後9時まで対応するほか、月に複数回、新しい担当者向けや、新機能の操作方法を紹介するオンラインでの活用セミナーも実施している。