世界初の年間利用客1億人空港へ
仁川国際空港(韓国)の第3段階事業として、平昌五輪が開幕する直前の2018年1月18日、第2ターミナルがオープンする。大韓航空をはじめ、スカイチームが主に使用。年間旅客処理能力は5400万人から7200万人に増加する。今後、第4段階事業(18~23年)では、滑走路を増設し、世界初の年間旅客数1億人を目指す。施設は、チェックインやゲートを最新機器による自動化で時間短縮を行うほか、韓国各地から名店を集めた「韓国美食館」、有料ラウンジ、乗り継ぎホテル、休憩用ベッドゾーン、キッズエリア、ライブラリー、ジムなどを備え、利便性を向上する。
パラダイスシティ
仁川国際空港が所有する敷地に建設された、北東アジア初のIRとして「パラダイスシティ」(韓国・仁川広域市)が4月に開業した。日本のエンターテインメント企業「セガサミーホールディングス」が、韓国でカジノの運営50年の歴史を持つ「パラダイスグループ」と共に共同出資して開発。五つ星ホテル「パラダイスホテル&リゾート」と外国人向けカジノ「パラダイスカジノ」、コンベンションを備える。館内には、約2700点の芸術品やプール、スパ、ボーリング場、キッズゾーンなどがある。
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