日本僑報社・日中交流研究所が主催する「中国人の日本語作文コンクール」は、日本と中国の文化交流と相互理解を促進するため、中国の学校で日本語を学ぶ中国人学生を対象として、2005年にスタート。中国全土の400校以上の大学や大学院、専門学校、高校などからの応募者は累計で5万5千人を突破。中国国内でも規模が最も大きく、知名度の高い日本語作文コンクール。
同書は日中国交正常化50周年を記念して開催された第18回コンクールの最優秀賞(日本大使賞)から三等賞までの受賞作品を全文掲載。中国の若者たちが直接、日本語でつづったリアルな「生の声」は、貴重な世論として両国の関心を集めている。
発行は日本僑報社。定価は2千円(税別)。