KNT―CTホールディングスの2019年2月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比3.4%増の337億934万円だった。国内旅行が増減なしの183億2652万円、海外旅行が7.8%増の126億9974万円。外国人旅行は13.1%増の17億9527万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が6.2%減(22億7682万円)、学生団体が1.2%増(23億4026万円)。学生団体が増えるも一般団体が減少し、団体旅行合計で2.6%減(46億1709万円)となった。国内企画旅行は、メイトが2.8%減の40億9939万円、クラブツーリズム国内は1.4%増の61億788万円となり、合計で0.4%減の102億2511万円。国内個人旅行は増加し、5.0%増の34億8432万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は30.4%増、学生団体は22.2%増で、合計が28.3%増の34億4530万円となった。海外企画旅行は4.6%減の57億8068万円、海外個人旅行は14.4%増の34億7375万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体は企業系コンベンションや親睦旅行などが増加した一方で、SIT型旅行や招待旅行などの取り扱いが減少。国内学生団体は、スキー教室や各種研修旅行などの取り扱い単価が減少したが、修学旅行の取り扱い人数が増加した。メイトは、北陸方面は堅調に推移したが、関西や東海方面は低調だった。クラブツーリズムは、北海道や山陰・山陽方面が低調だったが、中部方面の温泉宿泊旅行や名古屋、関西、茨城、広島地域発のバス旅行が好調に推移した。