阪急交通社が17日発表した2月の旅行取扱額は前年同月比36.9%減の148億4680万円だった。新型コロナウイルスの影響で3部門とも減少した。
国内は、東北や四国の「お遍路逆打ち 巡礼の旅」が前年比1.6倍と好調だったが、コロナの影響もあり、計25.0%減の66億1382万円となった。
海外は欧州や米国、ハワイ、アジアを中心に好調に推移していたが、感染拡大による参加取り消しのため、43.9%減の81億7022万円。外国人は59.3%減の6276万円にとどまった。
国内は30%減 阪急阪神BT
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の2月の取扱額は、前年同月比52.9%減の17億4501万円。国内は団体が前年を上回ったが企業出張が低調で、30.2%減の1億6268万円。海外は55.1%減の15億5484万円。外国人は2748万円となり、前年(414万円)を大幅に上回った。
総販は56%減 阪神TI
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の2月の取扱額は、前年同月比56.4%減の1億3430万円。国内は82.6%減の159万円、海外は55.7%減の1億3271万円。