阪急交通社が発表した2021年11月の旅行取扱額は113億70万円(20年は204億2895万円)だった。
国内旅行は、112億6537万円(同204億4094万円)となった。緊急事態宣言の解除後に各県で実施された県民割により需要が回復した。新聞を中心とした広告展開で、日帰りと宿泊の近距離旅行を中心に集客。Go Toトラベルの最盛期だった前年同月との比較では55.1%だったが、コロナ前の19年度比で76.1%まで回復した。
海外旅行は、3533万円(同マイナス1199万円)となった。全方面で募集型企画旅行の催行を中止しているため、低調だった。外国人はゼロ。
国内は1億円超 阪急阪神BT
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の11月の取扱額は7億1442万円(同4億1098万円)。国内は企業の出張需要が緩やかに増加し、1億3066万円(同9420万円)。海外は一部の地域・国からの入国制限が段階的に緩和されたものの出張需要は限定的で、5億8376万円(同3億1678万円)となった。
総販は3千万円 阪神TI
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の11月の取扱額は2795万円(同804万円)。国内は302万円(同192万円)、海外は2492万円(同612万円)。