日本旅行の昨年11月の販売実績は、総販売高が前年同月比7.7％減の198億2771万円だった。国内旅行が企画商品の減少で23.3％減、161億3180万円と大きく減少。付帯事業は前年の39万円から31億7044万円へと、大きく増加した。コロナ禍前の2019年同月比は、総販が52.7％、国内が38.9％のそれぞれ減少となった。
国内旅行のうち、団体は前年同月比99.7％増（19年同月比35.1％減）の61億5077万円。一般団体が51.5％増（同68.0％減）の19億5824万円、教育旅行団体が134.7％増（同24.9％減）の41億9253万円と、ともに増加した。
国内企画は66.5％減（同43.0％減）の47億2875万円。このうち自社企画の赤い風船が66.7％減（同41.8％減）の46億8484万円。他社企画が27.0％減（同82.0％減）の4391万円。
ＪＲ券、航空券、一般宿泊などの個人旅行計は36.9％増（同39.1％減）の52億5227万円。
海外旅行は前年同月比122.9％増、19年同月比95.0％減の5億2055万円。団体が48.9％減（2794万円）、企画商品が32.7％減（147万円）とそれぞれ減少。企画商品以外の個人旅行は171.4％増（4億6742万円）と増加した。
国際旅行は前年同月比97.9％減、19年同月比99.9％減の491万円。
1月からの累計は、総販が前年同期比0.9％減の1224億1931万円。このうち国内は20.6％減の813億2688万円。海外は73.7％減の37億6767万円。国際は90.4％減の6億4252万円。付帯事業は366億8222万円と、前年同期の1億1905万円を大きく上回った。
