JTBが12月26日に発表したグループ会社12社計の10月の旅行取扱額は前年同月比0.7%減の1562億3900万円。うち国内旅行は2.3%減の928億5千万円だった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は5.2%増。一般団体は5.0%増、教育団体は4.1%増となった。
企画商品は3.7%減で、うちブランド「エースJTB」は4.0%減。方面別の状況を首都圏発エースの取扱人員で見ると、九州が6.1%、関東が2.9%、それぞれ前年を上回った。一方。29.9%減の北海道、15.4%減の中国・四国、14.3%減の近畿などが低調だった。
海外旅行は2.1%増の534億8100万円。団体旅行が6.9%増、企画商品が6.4%減となった。
国際旅行は0.3%減の99億900万円。訪日外国人向けパッケージツアー「サンライズツアー」の12月1日付の人員ベースでの予約状況は、11月が7.5%減だった。先行状況は12月が14.9%減、1月が7.9%増、2月が20.4%増となっている。
2018年度4~10月の累計では、総取扱額は2.2%減の1兆240億円。国内旅行は5.4%減の6076億8100万円、海外旅行が2.6%増の3610億9300万円、国際旅行が4.5%増の552億2600万円となった。