阪急交通社が3月12日発表した1月の旅行取扱額は前年同月比2.6%減の213億8822万円だった。国内、海外、外国人の3部門とも振るわなかった。
国内は3.7%減の75億5008万円。うるう年に巡る「お遍路逆打ち 巡例の旅」が好調で、四国が約1.4倍と伸び、東北、近畿も堅調に推移したが、北海道、北陸・甲信越が前年割れ。
海外は欧州や米国、タイ、マレーシアが前年を上回ったが、韓国、香港、中国、台湾が低調で、2.1%減の137億9490万円。外国人はアジア、欧米豪市場の低調が響き、10.6%減の4325万円にとどまった。
3部門とも減少 阪急阪神BT
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の1月の実績は前年同月比13.5%減の27億518万円。国内は団体が減少し、9.4%減の1億9445万円。海外は中国、アジア、欧州が弱含みで推移し、13.8%減の25億1060万円。外国人は大幅減で12万円だった。
国内は2桁増 阪神TI
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の1月の実績は前年同月比12.1%減の2億3006万円。国内は21.6%増の653万円、海外は12.8%減の2億2353万円。