【商品リポート】宿泊者カードをデジタル管理 GRITの宿泊施設業務支援システム「every+1」


宿泊者カードをデジタル管理でき、タブレットやスマートフォン単体で利用可能

 旅館・ホテル向けのシステム開発や、コンサルティングなどを展開するGRIT(グリット、千葉県柏市)は8月から、モバイルアプリ型の宿泊施設業務支援システム(PMS)「ever+1(エブリワン)」シリーズの最新システム「every+1 IN(エブリイン)」を販売している。

 昨秋にサービスを開始したever+1は、端末を従来のパソコンから、タブレットやスマートフォンにすることで、フロントなど場所を限定せずに、情報を所有できる。同時に、初期費用を0円にしたことで、中小規模の宿泊施設を中心に、支持を集めている。

 最新システムはアプリ内で、宿泊者カードを全てデジタル管理する。従来方式の宿泊カード(レジカード)は、紙で管理するため、購入コストをはじめ、記入後の保管場所や、記入内容を後日確認する際に探し出す手間など、さまざまな負担が発生する。

 しかし、新システムは、アプリ型であるため、ペーパーレス化を実現するほか、「法令で3年以上と定められている宿泊カードの保管期間に発生する管理コストや、購入コストなども、大幅に軽減し、施設の経営改善に貢献する」と社長の柳通勇氏。

 メールアドレスや領収書宛て名など設定可能なほか、施設ごとにカスタマイズできる。また、ever+1シリーズと同じく、初期費用不要で導入でき、無料アプリのダウンロードと、ライセンス契約により月額費用(3千円から、消費税別)だけで使える。さらに、「PMSアプリのever+1との連携で予約情報とのひもづけに加えて、既存利用の他社製PMSにも対応し、紙の宿泊カードに取って代わる」と柳通氏。

 この件についての問い合わせ先は、GRITホームページ(https://www.grit1.jp/)。


宿泊者カードをデジタル管理でき、タブレットやスマートフォン単体で利用可能

 
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