【人事】スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド、CEOにジャン=フランソワ・フェレ氏が内定


 スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドのCEOにジャン=フランソワ・フェレ氏が就任する。

独立系の小規模かつ高級なホテルで構成されるスモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)(本社:ロンドン 、CEO:フィリップ ボイエン、以下 SLH、URL: https://www.slh.com/ )は7月23日、2018年9月よりジャン=フランソワ・フェレ氏(Jean-Francois Ferret)が最高執行責任者(CEO)に就任する人事を内定し、発表しました。

SLHのCEOに就任するフェレ氏

ジャン=フランソワ・フェレ氏はロンドンの本社でSLHの国際的なチームを代表し、80ヶ国以上の500軒を超えるSLHブランドのラグジュアリーホテルの戦略的方向性を指揮することとなります。

フェレ氏は幅広いセクターにおける経験を有し、直近ではフランスのホテルアソシエーションであるルレ・エ・シャトー(Relais & Chateaux)で6年以上にわたりCEOを務めました。ルレ・エ・シャトーでの在職期間中、フェレ氏はブランド認知や国際的な売り上げを大幅に向上させ、新しいデジタルプラットフォームを導入しました。それ以前にフェレ氏はハーツ・フランス(Hertz France)のダイレクタージェネラル、マンパワー・フランス(Manpower France)のマネージングダイレクターおよび社長を歴任しています。

フェレ氏は30年にわたる職歴において、トラベル・ホスピタリティ分野でもアメリカンエキスプレストラベル(American Express Travel)(フランス)の副マネージングダイレクター、トマスクック(Thomas Cook)(フランス)のマネージングダイレクター、トマスクック(西ヨーロッパ)の上級副社長、コンパスグループ(Compass Group)(ヨーロッパ)の最高財務責任者(CFO)といった要職を経験しています。

フランスの上位ビジネススクールの一つであるエセック経済商科大学院大学(ESSEC)の卒業生であるフェレ氏は、ホスピタリティ、新技術、多文化マネジメントに情熱を持って取り組んできました。フェレ氏はフランス語、英語、ドイツ語を流暢に話し、ロシア語と日本語も学んだことがあります。世界を旅し、様々な文化に触れることに加え、アートにも高い関心を寄せています。

スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドのジェローム・トゥルビエール(Jerome Tourbier)取締役諮問委員会長は、「ジャン=フランソワ・フェレ氏をCEOとして迎えることを非常に嬉しく思う。彼の経験と能力でSLHが加盟ホテルの活動をさらに発展させるための新たな一歩を踏み出し、SLHブランドを国際的にさらに飛躍させることが可能となるだろう。トラベル、ホスピタリティ、ラグジュアリー、そしてテクノロジー業界における彼の知識と専門性は急速に変化し発展しつつある世界のビジネス環境において非常に重要な意味を持つだろう」と話しています。

ジャン=フランソワ・フェレ氏は「スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドは近年非常に大きな変革を遂げており、才能あふれる国際的なチームを率いてブランドの実施能力をさらに強化し、国際的な地位を向上させていくことを楽しみにしている」と述べています。

フェレ氏は3年間にわたってSLHのCEOを務めたフィリップ・ボイエン(Filip Boyen)CEOの後任となります。ボイエンCEOは魅力的なホテルをSLHのポートフォリオに加えるためのブランドの品質管理プログラムの革新など、組織内部に大幅な変革をもたらしてきました。


関連キーワード
 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒