世界ラフティング選手権開催地
高知県嶺北地域は、四国の真ん中に位置し、愛媛県、徳島県に隣接した山間地域。主産業は農林業で高冷地の気候と特色を生かした作物、商品作りが行われています。
大原富江など文化人の輩出や、高知県では唯一の国宝の建造物「豊楽寺薬師堂」、樹齢3千年といわれる国の特別天然記念物「杉の大スギ」、土佐の三大番所であった国重要文化財「旧立川番所書院」など、歴史的文化財が多く保存されています。
また、高知のブランド牛である「土佐赤牛」や平成22、28年に「お米日本一コンテスト」で日本一になった「土佐天空の郷」「碁石茶」など、食の魅力も高い地域です。
この嶺北地域には「四国三郎」として知られる吉野川が横断しており、自然豊かな山や川ではさまざまな自然体験やスポーツ体験が盛んです。
■ラフティング
平成29年10月には世界ラフティング選手権が開催された。年間を通じて豊富な水量を有する吉野川は、そのメッカとも呼ばれており、日本最高クラスの体験が行えます。
近年、修学旅行でのラフティング体験のニーズが高まっていることから、修学旅行に関わる民泊やラフティングの予約受け付けなど、関連施設の手配業務を当協会がワンストップ窓口となり行っています。
■民泊
嶺北地域では、自然との共生や人を思いやる心、地域を守るためにみんなで支え合う力が培われているなど、昔ながらの生活が今もなお営まれており、こうした山里ならではの暮らしの体験が、来訪者の一助となるよう、山里の暮らしを伝えたいとの思いで、嶺北地域での民泊の受け入れを行っています。
民泊は現在、嶺北地域の大豊町、本山町、土佐町の3町、99軒で200人までの小・中・高校の受け入れを行っていますが、本年3月ごろから新型コロナウイルスの感染が世界的に流行となり、令和2年度の受け入れについては民泊の中止を余儀なくされました。
しかしながら、次年度の受け入れに向けた取り組みとして、新型コロナウイルスガイドラインに基づく感染症防止対策を主とした受け入れ家庭向け研修会の実施など、受け入れに向けた準備を進めています。
■SDGs
近年話題となっているSDGsについては、嶺北地域における自然との共生、自然体験、山里のありのままの暮らし体験をその取り組みの一環として、未来に向けた持続可能な開発目標に掲げ、各種体験プログラムの提供を行っています。
吉野川でのラフティング
大豊町観光開発協会