【データ】2022年春の旅行動向調査 トリップアドバイザー調べ


 トリップアドバイザーは9日、2022年春の旅行動向調査の結果を発表した。

世界最大の旅行プラットフォーム「Tripadvisor®」(トリップアドバイザー、本社:マサチューセッツ州ニーダム、NASDAQ:TRIP、CEO:ステファン・カウファー、日本語版サイト: www.tripadvisor.jp) は、日本人旅行者への意識調査[1]及びサイトの利用状況データ[2]を基に、2022年春の旅行動向について発表しました。

 

トリップアドバイザーの意識調査によると、2022年の春(3月1日~5月31日の期間)の旅行を計画していると回答した日本人旅行者は38%となり、昨年同時期の33.5%と比べると僅かながら上昇傾向が見られました。想定している移動距離に関しては「車や電車で4時間までの国内旅行」または「車、電車、または飛行機で4時間以上の国内旅行」が多数となり、特に検索や予約が多い施設のタイプはレストラン、ファミリールームのある施設、バーやラウンジ、スパという結果でした。

 

旅行への意欲については、61%が「自粛期間中も旅行や次にどこへ行きたいかについて考えている」という回答で高い水準を維持しており、旅行気分を味わうための有効な方法として、「旅行について考える」、「旅行系ウェブサイトを検索し、アイディアを集める」、「行きたい旅行先の動画を見る」がトップ3に選ばれました。

 

2022年春の旅行状況トレンド:

  • 安全性:旅行について、8%が「3ヵ月前より安全に感じる」、33%が「3ヵ月前と変わらない」、59%が「3ヵ月前より安全ではないと感じる」と回答
  • 旅行の有無38%が「春の旅行を計画している」と回答。予定している旅行の回数は1回が63%、2回が27%、3回が11%
  • 移動距離:想定している移動距離に関しては「車や電車で4時間までの国内旅行」が57%、「車、電車、または飛行機で4時間以上の国内旅行」が36%
  • 人気の旅行タイプ:意識調査では「文化観光」と「ロードトリップ」が人気という結果に。検索や予約が多い施設タイプはレストラン、ファミリールームのある施設、バーやラウンジ、スパ
  • 旅行の目的:トップ3に挙げられたのは、「リラックスするため」、「日常から逃れるため」、「以前訪れたことがない場所を観光するため
  • 旅行への出費:2021年の春の旅行での出費と比べ、2022年の旅行では出費が「2021年より多い」との回答が27%、「2021年と同じ」が63%、「2021年より少ない」が8%
  • 旅行時期:3月11日、19日、31日のチェックインが多い傾向に

 

2022年春の国内人気観光地

  1. 京都市(京都府)
  2. 大阪市(大阪府)
  3. 箱根町(神奈川県)
  4. 名古屋市(愛知県)
  5. 浦安市(千葉県)
  6. 恩納村(沖縄県)
  7. 別府市(大分県)
  8. 千代田区(東京都)
  9. 那覇市(沖縄県)
  10. 港区(東京都)

 

[1] 2022年2 月22日 ~28 日の期間、アメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリア、日本、シンガポールで実施。合計 5000 名以上が回答

[2] トリップアドバイザー上で2022年3月1日~5月31日の旅行期間を対象とした2022年1月1 日~2月22日の期間中の行動データより算出


関連キーワード
 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒