【データ】香港人最新訪日意識調査


 日本インバウンド・メディア・コンソーシアムは21日、「香港人最新訪日意識調査」の結果を発表した。

 この度、日本におけるインバウンドメディアの更なる品質・地位の向上を目指して活動する、日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(略称:JIMC、事務局:東京都渋谷区、理事長:弓削 貴久)では、新型コロナウイルスによるインバウンド市場への影響を把握するため、香港のインターネットユーザー872名(※1)を対象に、訪日旅行に関する緊急意識調査を行いました(調査担当理事:柏原 嘉和[株式会社KADOKAWA])。

 

■新型コロナウイルス収束後の「旅行」への意識
新型コロナウイルス収束後の国内外の旅行への意識については、約97%の多数の人が旅行に対して積極的であることが分かりました。「ダメージが大きい観光産業支援のためにも積極的に旅行をする」との回答も約22%に上りました。

Ⓒ日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)Ⓒ日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)

■訪日旅行への意識について
訪日旅行についても約97% が前向きに捉えており、「従来と変わりなく、行きたい時に行きたい所に行く」という方が、59%でした。「次に日本に行くときに行きたい地域」は、北海道が307票で断トツ1位でしたが、7位熊本県、10位鳥取県など、直行便がある地方も人気で、「コロナウイルス前後で訪日旅行先が変化したか」については、「変わらない」が半数以上の約82%とリピーターの多い香港は、コロナ前と変わらない自由な旅行スタイルを希望する傾向が強いと推測できます。
「新型コロナウイルスの収束後に行きたい国」として「日本」と答えた人は692票と、2位の「台湾」(207票)を大きく引き離してトップで、依然として高い日本人気が伺えます。

Ⓒ日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)Ⓒ日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)

新型コロナウイルス収束後の訪日旅行動向
香港では、新規感染者も「ゼロ」が続いており、少しずつ平常時に戻る兆しが見えてきていることもあり、旅先である日本政府による安全宣言が訪日旅行への重要なカギとなりそうです。また地方への旅行を希望する方も多いことから、国内外の航空路線が復活することが、より多くの香港人を日本に誘客するきっかけとなりそうです。

※1 対象調査は2020年4月29日~5月13日まで現地のSNSユーザーと旅行関係者中心に実施しました。


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