
ライオンは2日、「飲みすぎによる下痢のお困り調査」の結果を発表した。
① 飲酒翌日、「飲みすぎによる下痢」が原因で4人に1人が1日5回以上トイレへ、
②「飲みすぎによる下痢」が原因で半数以上が1日20分以上、多い人では1時間以上トイレを使用
③「飲みすぎによる下痢」が原因で、 約2人に1人は翌日の仕事上のパフォーマンスが半減
【調査概要】
調査名:2022年飲みすぎによる下痢のお困り調査
調査対象者:20~59歳の男女500名
調査地域:全国
調査方法:WEBアンケートで実施
調査期間:2022年6月17日(金)~6月20日(月)
調査会社:株式会社マーケティングアンドアソシェイツ
- コロナ禍での自粛が緩和されつつある今、飲酒の機会は増加の傾向に
(図1)
コロナ禍から現在において「自宅外でお酒を飲む」と回答した人のうち、飲酒頻度が「増えた」と回答した人は34.9%でした。実際に「月に1回以上自宅外でお酒を飲む」と回答した人は57.1%から62.8%と増加しています。この結果からも、コロナ禍での自粛が緩和されつつある今、飲み会を楽しむ機会は増加の傾向にあることがうかがえます。(図-1参照)
※「コロナ禍」「現在」は下記のように定義
「コロナ禍」:まん延防止等重点措置の解除前の2022年3月まで
「現在」:まん延防止等重点措置が解除された2022年4月以降
- 飲みすぎた日の翌日、4人に1人が「下痢」で1日5回以上トイレへ、そのうち半数以上が1回につき10分以上トイレを使用
(図2)
楽しいときはついつい飲みすぎてしまいがち。そんな「飲みすぎによる下痢」で困ったことを聴取したところ、「トイレに何度も行く/トイレを往復する」「腹痛」「仕事に集中できない/支障が出る」「トイレから出られなくなる」「トイレに間に合わない/漏らしてしまった」のような体験をしており、「飲みすぎによる下痢問題」に関する、様々なエピソードが寄せられました。
また、「飲みすぎによる下痢」で翌日トイレに行く回数を聞いたところ、「5回以上行く」と回答した人は25.8%で、4人に1人以上が「飲みすぎによる下痢」が原因で頻繁にトイレに行っていることが分かりました。また、そのうち55%、半数以上が1回につき10分以上トイレを使用していました。
この数値からも、「飲みすぎによる下痢」で悩まされている人が一定数いることが分かります。(図-2参照)
- 半数以上が1日20分以上「飲みすぎによる下痢」が原因でトイレを使用
(図3)
同時に、「飲みすぎによる下痢」での1日あたりのトイレ使用時間を調査したところ、「20分以上」と回答した人は、半数以上の56.4%にものぼりました。1日5回以上トイレに行く人においては、3割以上が1日1時間を超える使用時間となることが判明しました。
「飲みすぎによる下痢」は、翌日まで影響を及ぼし、日中も時間を奪われてしまう人が多くいることが読み取れます。
(図-3参照)
- 「飲みすぎによる下痢」が原因で、翌日2人に1人が仕事上のパフォーマンス半減
(図4)
そして、「飲みすぎによる下痢」が原因で時間が奪われてしまうだけではなく、仕事上のパフォーマンスにも影響していることが分かりました。「『飲みすぎによる下痢』発症時における仕事上のパフォーマンス」を聞くと、45.6%の人が、普段の「5割以下」と回答。つまり、約2人に1人が、「飲みすぎによる下痢」が原因で翌日の仕事上のパフォーマンスに影響が出てしまっていることが判明しました。
(図-4参照)