【データ】訪日中国人旅行者 街頭アンケート調査


6割以上が旅先で飲食店を選定

 インターネットマーケティング事業や訪日旅行客向けアプリの提供などを行うフルスピード(東京都渋谷区、友松功一社長)はこのほど、同社が今年の春節時期に行った訪日中国人旅行者への街頭アンケート調査の結果を発表した。

 調査は、訪日中国人客が、いつ、どのように意思決定を行うのかを調べることを目的に、今年の春節期間中の2月1日、東京の渋谷、新宿、銀座、羽田空港で実施。108人から回答を得た。回答属性は、女性が65%、男性が35%。年齢別の構成比は10代が9・3%、20代が33・3%、30代が33・3%、40代が17・6%、50代以上が6・5%。訪日回数は、1回が46・3%で最も多く、2回が18・5%、3回が11・1%、4回が5・6%、5回が0・9%、6回以上が17・6%。

 調査では、日本旅行の決定や、旅行中に訪れる飲食店や買い物先の決定について、決めたタイミングや決めた時に参考にしたものを尋ねた。

 このうち日本旅行を決めた際に参考にしたものは、Ctripなどの旅行媒体と答えた人が35・6%で最も多く、以下百度が15・1%、WeChatが11・6%。その他(21・2%)のうち、パンフレットやチラシをみて決めたと答えた人は2・1%あった。

 旅行中に行きたい飲食店をいつ決めたかの問いには、62・3%が旅行中と答えた。旅行前と旅行中の両方と答えた人は11・4%。

 買い物をする店をいつ決めたかについては、旅行中が48%、旅行前が41%。年齢別では10代、20代、40代、50代以上はいずれも旅行前に買い物先を決めると答えた人が一番多かった。一方で30代だけは旅行中と答えた人が最も多く、77・8%と高い割合だった。

 調査中に旅行者からあがった意見としては、「英語さえも通じず困っている」「為替レートが高くなったため、日本での買い物はあまり魅力がなくなっている」「買いたいものがあれば、クーポンなしでもいい」などがあった。また「毎回のように道案内を求める人が多かった」と同社。

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