【データ】新型コロナウイルス感染症の流行に便乗した偽販売サイトの見分け方


 BBソフトサービスは28日、「インターネット詐欺リポート」の中で、「新型コロナウイルス感染症の流行に便乗した偽販売サイトの見分け方」を発表した。

2020年3月度のインターネット詐欺リポートでは、新型コロナウイルス感染症の流行に便乗した偽販売サイトについて取り上げます。詐欺ウォールで収集した、マスクや除菌グッズなどウイルス対策用品を取り扱う偽販売サイトは2月に0件だったものが、新型コロナウイルス感染症が流行してきた3月には32件発生しています。増加傾向として、3月10日に発生後、3月12日に24件まで急増し、その後減少傾向にあります。

※画像は偽販売サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。

また、2020年3月度に詐欺ウォールのヒューリスティックエンジンで検知した新たな偽販売サイトのうち15.9%がマスクや除菌スプレーなどの商品を取り扱っており、多くの人が新型コロナウイルス感染症対策のためマスクやウイルス対策用品を求め、偽販売サイトに誘導されていることが分かり注意が必要です。

さらに、2020年3月度に詐欺ウォールのヒューリスティックエンジンで検知したサイトの中には、マスクやウイルス対策用品以外に、プリンターのインクカートリッジやパソコン用モニターなど、テレワーク関連用品を取り扱う偽販売サイトも確認しております。今後増加する可能性があり継続して注意が必要です。

※画像は偽販売サイトのイメージであり、本文内容とは関係ありません。

偽販売サイトで商品を購入すると、粗悪な商品が送られる、または商品が送られずに購入代金を搾取されるなどの被害に遭う可能性があります。また、これらの被害に加えてクレジットカード支払いで商品購入した場合は、犯罪者からカード番号を利用され二次被害に遭う可能性もあります。

偽販売サイト参考動画

偽販売サイト被害防止のためのチェックポイント

会社概要をチェックする

海外の業者は正確な会社概要(運営者氏名・電話番号・住所)や問い合わせ窓口の情報が記載されていないことがあります。詐欺サイトでなくてもこのような業者から購入するのはリスクが高いと考えましょう。

住所を検索して、会社の存在をチェックする

日本の住所表記や会社名が表記されている場合でも、住所検索で実在する住所かどうか、その住所に会社があるか確認しましょう。

決済方法、口座名義をチェックする

本物と区別がつかないような、完全なコピーの偽サイトでは、決済方法をチェックしましょう。銀行振り込みしか決済方法がない場合、口座名義が見慣れない名義(無関係な会社名義や個人名など)の場合は、詐欺サイトの危険性が極めて高くなります。

トップレベルドメインをチェックする

「.online」や「.asia」など見慣れないトップレベルドメインのサイトは偽販売サイトの可能性があるため商品購入には注意が必要です。


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