観光庁が2月13日に発表した主要旅行業49社の昨年12月の旅行取り扱い状況（速報）は、総取扱額が前年同月比4.4％増の4057億4587万円だった。内訳は、国内旅行が1.0％増の2206億5111万円、外国人旅行が8.6％増の189億587万円、海外旅行が8.8％増の1661億8889万円だった。
旅行会社からの聞き取りによると、国内旅行は北海道での「ふっこう割」が前月に続き好調で、前年の取り扱いと比べ微増となった。外国人旅行は依然として欧米豪市場を中心に堅調に推移し、前年実績を超えた。
総取扱額が前年実績を超えたのは49社中27社。旅行分野別で見ると、国内旅行は47社中19社、外国人旅行が35社19社、海外旅行が47社中33社で前年比増となった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比2.7％増の1057億4879万円だった。内訳は、国内旅行が1.5％増の719億1764万円、外国人旅行が17.8％減の4億2653万円、海外旅行が5.5％増の334億462万円。
募集型企画旅行の取扱人数は1.9％減の269万8598人だった。このうち国内旅行は1.5％減の251万6570人、外国人旅行は13.4％減の3万5719人、海外旅行は4.3％減の14万6309人となっている。
