【データ】スキー・スノーボードとスキー場に関する意識調査22-23

  • 2022年12月24日

 Pioneerworkは15日、「スキー・スノーボードとスキー場に関する意識調査22-23」を発表した。

地球をホッピングするようにアーススポーツを楽しめる定額制オールシーズンパス「アースホッパー」を販売する株式会社Pioneerwork(本社:東京都台東区、代表取締役:後藤陽一)は、スキーヤー・スノーボーダーの最新実態とスキー場やスノー業界に対する意識を調査すべく、『スキー・スノーボードとスキー場に関する意識調査22-23』を実施しました。793名のアースホッパー会員(スキーヤーもしくはスノーボーダー)から回答が得られ、ウィンターシーズンの本格スタートに合わせてその結果を発表いたします。
公式サイトURL:https://www.hopper.earth/

■調査結果サマリー

  •  首都圏在住の30〜40代会社員スキーヤー・スノーボーダーが中心層
  •  7人に1人がスキーとスノーボードの両方を楽しんでいる
  •  社会人になってスキー・スノーボードを始めた人が41.5%、「友達の影響で」が約半数
  •  ワンシーズンの平均滑走日数は「26〜40日」が最多で33.3%
  •  日帰りor1泊2日のスキー・スノーボードが8割以上
  •  交通手段は車が9割以上。自家用車78.9%、家族や友人の車12.9%
  •  一緒に行くのは「スキー・スノーボード仲間」54.7%、「一人」40.1%
  •  スキー・スノーボードの魅力は?「雪そのもの」「浮遊感」「リフレッシュ」
  •  81.6%が「周りの人にもスキー・スノーボードをやってほしい」と回答!人口回復は課題
  •  スキー・スノーボードを「やらない理由」は、「価格が高い」が圧倒的多数
  •  半数以上が、スキー場の閉鎖・休業を食い止めたい!リフト券値上げにも85%以上が寛容

本調査は、ウィンターシーズンを目前に控えた2022年11月15日〜22日の期間、アースホッパーに登録している会員(商品購入者かどうかは問わないが大半が購入者)に対してオンラインアンケートの形で実施しました。793名の回答者全員がスキーヤーかスノーボーダーもしくはその両方で、ライフスタイルの一部として日頃からアクティブに楽しんでいる層になります。自社サービスの特性によりフィルタリングをかけ、業界においては前例の少ない「コアなスキーヤー・スノーボーダーに対する800名規模のアンケート調査」に成功しました。

市場縮小や雪不足、コロナ禍による観光客減少による経営難など、課題の多いスキー・スノーボード業界ですが、78.1%がこれから日本のスキー場にはインバウンド観光客が「増えると思う」と回答しており、81.6%が「周りの人にもスキー・スノーボードをやってほしい」などポジティブな回答が見られました。また、今季多くのスキー場で見られる原油価格高騰等によるリフト券価格の値上げについては、85%以上の人が寛容な反応を示す結果となりました。

■【回答者の基本情報】首都圏在住の30〜40代会社員スキーヤー・スノーボーダーが中心層

「アースホッパー」は、日本全国の人気スキー場をはじめ、マウンテンバイクトレイルやウォーターアクティビティ施設など、アーススポーツ(*1)が楽しめる場所をホッピングできる定額制オールシーズンパスです。2021年10月に発売し、当初は「広域型スキー場共通パス」として売り出しており現商品もその側面が強いことから、回答者は100%スキーヤーもしくはスノーボーダーとなりました。

回答者の男女比は男性73.2%、女性26.5%で、スキー・スノーボードの競技人口比率とほぼ一致しています。住まいは1位・東京都26.5%、2位・神奈川県20.9%、3位・埼玉県12.9%、4位・千葉県7.0%と、1都3県の首都圏在住者が67.3%を占めました。年代は20代が13.9%、30代が26.9%、40代が36.1%、50代が19.2%となり、30〜40代がボリュームゾーンであることが読み取れました。属性を聞く質問では「会社員」が71.7%と大半を占めたこともあり、スキー・スノーボードをしっかり楽しむのは、安定した社会基盤と経済力のある“働く大人”が多いという現実が見えました。

(*1) アースホッパーが掲げる、スキー・スノーボード、マウンテンバイク、サーフィンなど自然のフィールドで楽しむアウトドアスポーツ

スキーヤーが25.8%、スノーボーダーが59.7%と2倍以上の差が見られましたが、「スキーもスノーボードもする」と答えた人が14.5%と、7人に1人がスキーとスノーボードの両方を楽しんでいるようです。スキー・スノーボードの楽しみ方としては「ライフスタイルの一部として日常的に」「レジャーとしてときどき」と答えた人の合計が97.1%で、競技者やスキー・スノーボードを生業としている人はわずかでした。

■社会人になってスキー・スノーボードを始めた人が41.5%!きっかけは「友達の影響で」が約半数

スキー・スノーボードを始めた時期を聞くと、幼少期や学生時代を抑えて、「社会人になってから」が41.5%を占めました。中には40歳・50歳を越えてからという回答もあり、スキー・スノーボードの「生涯スポーツ」としての側面が垣間見えます。始めたきっかけは「友達の影響で」が46.5%、「親や家族に連れられて」が29.3%と、身近な誰かの導きによって自然のフィールドに足を踏み入れた人が7割以上であることがわかりました。

ワンシーズンの平均滑走日数を数日区切りで聞いたところ、最も多かったのは「26〜40日」の33.3%で、1年間のうち1ヶ月ほどは雪上を滑っているスキーヤー・スノーボーダーが多いようです。これまでに行ったことのあるスキー場数は「11〜30箇所」と答えた人が55.5%と半数以上を占め、日本国内だけで数百箇所あるといわれるスキー場数に対してはまだまだ遊びしろがあると言えそうです。海外のスノーリゾートを滑った経験がある人は全体の20.7%に留まり、アースホッパーが提唱する「自然を求めて地球を旅するようにホッピングする楽しみ方」のポテンシャルが感じられました。

■日帰りor1泊2日のスキー・スノーボードが8割以上!自家用車で、友人と一緒にもひとりでも楽しむ傾向

日程、交通手段、誰と一緒に行くかなどを聞いたところ、最も多い日程は?という質問には、「日帰り」が46.3%、「1泊2日」が37.6%という結果に。会社員比率が高かった属性データからも、忙しい日々の中でも週末に遊びの時間をつくっている人の絶対数がやはり多いと推測できます。最も多く使う交通手段としては「自家用車」が78.9%、「家族や友人の車」の12.9%となり、やはり「車があったほうが楽しみやすい趣味である」ことは間違いないと言えそうです。

誰と行くことが多いかという質問(複数回答)には、「スキー・スノーボード仲間」が54.7%と最も多く、次が「一人」の40.1%となりました。家族や夫婦・パートナー、友人といった回答より「一人」の割合が多いことから、身近な人とスケジュールが合わなくても、積雪状況やコンディションを優先して一人でも楽しむスキーヤー・スノーボーダーたちの気合いと自由さが感じられます。

■スキー・スノーボードの魅力は?「雪そのもの」「浮遊感」「リフレッシュ」 

何が楽しくてスキー・スノーボードをしている?という質問には、「自然を満喫、雪に触れる」が79.8%と最も多く、「気分転換、リフレッシュ」が67.1%、「上達する手応えや達成感」が59.7%となりました。自由記述欄には「現実逃避」「非日常感」「非現実的な景色」「パウダースノーを滑るときの浮遊感」といった回答が見られ、日々の生活から離れ大自然の中に身を置くことを楽しんでいるようです。

行き先のゲレンデを選ぶとき何を重視する?(複数回答)という質問には、「雪質の良さ、天気」が89.8%と最も多く、「ゲレンデの広さ、コースレイアウト」が80.5%、「地形の面白さ」が67.0%となりました。「最新のリフトやゴンドラ」「周辺施設の飲食店・温泉等の充実」「パークやアイテムの充実」といった設備面を選ぶ人は各25%以下と多くなく、本調査の回答者は「ゲレンデの状態や雪・天気のコンディション」を重視していることがうかがえました。自由記述欄には「混雑していないこと」を重視する回答も多く、この結果からも都会や人工的空間と対極にある「自然体験」を求めていると考えられます。

■「周りの人にもスキー・スノーボードをやってほしい」人が81.6%!人口回復はスノー業界全体の課題
日本のスキー・スノーボード人口は、1993年にピークの1860万人まで達しましたが、2020年時点では約4分の1の430万人まで落ち込んでいます(*2)。スキー場の休業・閉鎖や雪不足の暗いニュースも相次ぐ中、「業界を盛り上げたい!」という声や取り組みは多方面から聞きますが、データから実態が見えてきました。

(*2)出典:日本生産性本部「レジャー白書」https://www.nikkei4946.com/knowledgebank/visual/detail.aspx?value=296

家族や友人など周りの人にもスキー・スノーボードをやってほしいか聞くと、「とてもそう思う」43.8%、「そう思う」37.8%と、実に全体の8割を超えるスキーヤー・スノーボーダーが普及活動に前向きなようでした。そう答えた理由としては、「一緒に滑りに行ける仲間を増やしたい」が73.8%と、本人たちの身近なところに動機があることがうかがえます。選択肢として用意した「スノー業界を盛り上げたい」に44.0%、「スキー場の経営に貢献したい」に36.7%も回答が集まり、自由記述欄にも「ゲレンデ離れ」を嘆く声が上がるなど、業界のことを考える傾向が強く見られました。

あえて、スキー・スノーボードを「やらない理由」は何だと思うか?(複数回答)という質問をしてみると、「スキー・スノーボード用品が高い」が70.8%、「交通・宿泊費が高い」が65.3%と、金銭的ハードルの理由が2トップという結果に。自由記述欄に「寒い!」「準備が面倒!」「移動が大変!」「ブーツが痛い!」など、スキーヤー・スノーボーダーたち自身も「気軽にできる趣味ではない」と感じていることが読み取れる声が集まりました。スキー・スノーボードには、これらのハードルを乗り越えてでもやりたいと思わせるほどの魅力があると言えるでしょう。

■50%以上が、スキー場の閉鎖・休業を食い止めたい!リフト券値上げにも85%以上が寛容

日本では近年、スキー場の閉鎖・休業が年を追うごとに相次いでいますが、それについての意見を聞いたところ「課題だと思っていてなんとかしたい」と答えた人が54.4%と、半数以上が課題感を持っていることがわかりました。特に今年は、燃料価格高騰などの社会情勢の影響を受け、リフト券の価格を値上げするスキー場が多くなっていますが、それについても「個人として値上げは嬉しいことではない」としながらも、「仕方ない」が55.3%、「業界のためには良い」が30.6%と、ネガティブな意見の10.7%を大きく上回りました。

業界を盛り上げるためにしているアクションはある?(複数回答)という質問には、「仲間や友人と情報共有」46.5%、「スキー場で飲食などにお金を使う」41.0%の他、たくさんの熱い自由記述回答が集まりました。以下はその一例です。

‐ 小さいローカルゲレンデにも積極的に足を運んでいる
‐ 一箇所のスキー場に決めず、いろいろなところに行くようにしている
‐ とにかくたくさんゲレンデに行き、楽しそうに滑る!
‐ 大赤字を出しながらYouTubeで情報発信を続けている
‐ 過去にスキーやスノボをしていた人には積極的に情報を伝え、去年は2人復帰させた!
‐ スキー場周辺の街やゲレンデ内でお金を使うようにしている
‐ 学生へ古いスキー板の贈与、お下がりを初心者に提供
‐ 初めての人に「教えるから行こうよ!」と誘ってイベントを計画している
‐ スキー場には「滑らせて頂いている」という気持ちしかない
‐ 自分たちが健康で長く滑り続けることが唯一の貢献

水際対策が緩和され、海外からのスキー・スノーボード客の増加も見込まれる今シーズン。日本のスキー場にインバウンド観光客は増えると思うか?という質問には、78.1%が「増えると思う」と答えました。コロナ禍だった過去2シーズンを経て、今年は盛り上がりが期待できそうです。

11月中〜下旬にユーザーにアンケート調査への回答を呼びかけたところ、予想以上に多くの人が回答してくださり、結果発表を楽しみにする反応も頂きました。スキー・スノーボードやスキー場に対して熱い想いをもったユーザーの皆様に支えられていることをチーム一同誇りに思い、今シーズンもSNS上でたくさんの遊び報告が届くことを楽しみにしています。

■アンケート調査概要
– 調査名:『スキー・スノーボードとスキー場に関する意識調査22-23』
– 調査対象:アースホッパー会員(スキーヤーもしくはスノーボーダー)
– 調査方法:インターネット調査
– 調査期間: 2022年11月15日から2022年11月22日
– 調査地域:全国
– 有効回答数:793名


関連キーワード
 
新聞ご購読のお申し込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第36回「にっぽんの温泉100選」発表!(2022年12月19日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2022年度「5つ星の宿」発表!(2022年12月19日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第36回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2023年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2022年度「投票した理由別・旅館ホテル100選」(2023年1月16日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram