【データ】「コロナ自粛による生活者意識の変化」に関する調査


 日本香堂は10日、「コロナ自粛による生活者意識の変化」に関する調査の結果を発表した。

薫香大手の(株)日本香堂は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための移動自粛要請が全国解除されて間もない6月23~24日に、全国の成人男女1,036名を対象とした『コロナ自粛による生活者意識の変化』に関する調査を実施。ここに調査結果を発表します。本調査では、コロナの影響が大きく、今年ならではの<お盆と夏休みの過ごし方、予定> に加え、<自粛生活における意識・行動の変化> が明らかになっています。
また、「社会的距離(ソーシャルディスタンス)」を埋め合わせるかのような、心の距離(エモーショナルディスタンス)」緊密化の兆しも見て取れます。

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<調査結果のポイント>
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◇“3密回避”の取組みとストレスの実感
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「人が集まる場所への出入り」「不要不急の外出」自粛の取組みは9割超に。
一方、“日常のささやかな楽しみ”の我慢には4~5割が『ストレスを感じた』。

◇“コロナ前”と比較した生活上の変化と定着意向
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《自宅で過ごす時間》
〈4人に3人〉が増えた“おうち時間”。
増加のままを望む声は、シニア層を除き半数以上に。

《家族コミュニケーション》
同居家族との時間・会話が増えた人は半数以上、
別居家族との通話・通信も3~4割で増加。

《祈り・供養》
〈4人に1人〉で増えた“大切な故人への語りかけ”。
“新しい日常”にも望まれる 心の拠り所・安らぎのひと時。

《健康への意識》
約6割の人で増えた、家族や自分の“カラダへの気遣い”。
大多数に根づく“新しい日常”での健康意識。

《感謝の気持ち》
6割の人が自覚した、医療・生活インフラの支え手への“感謝の念”。
2割の人が奮発した、家族や友人に謝意を示す“ふるまい”。

《情報リテラシー》
オンライン会合は、業務上・プライベートとも4割前後の人で増加、
通話・通信による交遊も3割超で。定着を望む声は約6割に。

《回顧・内省》
3~4割の人で増えた“振り返り”と“見つめ直し”の時。
その定着を望む声は7~8割の高水準に。

◇「今年の夏休みの過ごし方」に対する意向
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今年の夏休み、移動緩和は「近場のお出かけ(69%)」「お墓参り(51%)」から
過ごし方の代表格である「帰省」は37%に。帰省の“積極派”と“慎重派”が拮抗。

【今年の夏休みの過ごし方意向】移動自粛要請の全国解除直後【今年の夏休みの過ごし方意向】移動自粛要請の全国解除直後

 

◇「帰省自粛の代替行動」に対する意向
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帰省は控えても、会えない家族との“心の距離”はより緊密に。
「電話やメールをより頻繁に」半数以上、「お盆の供え物・特産品を贈る」3割強。

【帰省自粛の代替行動に対する意向】【帰省自粛の代替行動に対する意向】


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