TNCは12月27日、アジアトレンドラボ調査レポート「アジア7ヵ国 2018年トレンドランキング」を発表した。
株式会社TNC(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小祝 誉士夫)は、アジア主要7ヵ国の2018年におけるトレンドを調査するため、同社のサービスである「TNCアジアトレンドラボ」で収集している情報や、各国の現地ボードメンバーを対象に自主調査を実施しました。これらの定性情報を元に各国上位5位を選定し、分析を行いレポートとして無料公開を行いました。ウェブサイトでは各ランキングの詳細と総括を一挙公開しています。また7ヵ国の調査内容をまとめたPDFをダウンロードいただけます。
レポートのダウンロードURL http://tnc-trend.jp/pdf/trendranking2018_A3-181212f-web.pdf
■アジア7ヵ国 2018年トレンドランキング
【タイ】
- 社会現象を巻き起こす日本発祥ご当地アイドル「BNK48」
- 好きな時に観たい番組が観られる「LINE TV」
- 食のハイパーローカル化現象
- ECサイト人気により配送サービスも拡充中
- 大規模ショッピングモールが誕生
【ベトナム】
- 初の国産乗用車「VINFAST」発売に向けて準備着々
- 配車アプリ市場が活況
- 伝統料理をアレンジしたハイブリッドメニュー
- 「MoMo」をはじめとする電子決済の利用拡大
- フレーバーティーがヘルシースイーツとして支持
【シンガポール】
- 異例のハリウッド映画『クレイジー・リッチ』大ヒット
- 開発が進む北東部・プンゴル地区
- 植物工場&スマート家庭菜園で食料自給率向上へ
- デッドスペースを有効活用した斬新アミューズメント
- 世界的ビデオブロガー「Nas」の影響力大
【インドネシア】
- アジア競技大会の開催で高まるスポーツ熱
- PC上で対戦する「e-sports」人口増加
- 利用者広がる「GOJEK」のサービス
- ローカルニーズに応えたミニマートが続々登場
- ケトジェニックダイエットでコンニャクや白滝の需要高まる
【マレーシア】
- キャッシュレス化でひったくりや盗難防止
- 日本風のファミリーマートが躍進中
- 運転ストレス回避に配車アプリを活用
- 税率引き上げにより密輸品や違法たばこが急増
- 猫ブーム加熱で猫の飼い方、接し方にも変化
【フィリピン】
- Netflixにフィリピン発のインディーズ映画採用
- インドネシア系コンビニが急拡大
- 電子たばこへの移行が進む
- 電動トライシクルの普及が本格化
- ローストチキンチェーンが躍進
【インド】
- フードデリバリー市場が活況
- 若者が牽引するビール市場
- 中毒者が出るほどNetflixが生活に浸透
- インド古来のスーパーフードに注目集まる
- 「アングリーハヌマーン」ステッカーが大人気
■調査概要
調査方法:TNCアジアトレンドラボ、現地ボードメンバーを中心としたグループインタビュー、およびライフスタイル・リサーチャーによる定性調査
調査時期:2018年10月~12月
調査対象者:各国の主要都市に5年以上居住する男女、かつアッパーミドル以上の生活者、10代後半~20代前半のトレンドに敏感な層
調査実施期間:株式会社TNC(http://www.tenace.co.jp/)および海外協力会社