英仏間を走るユーロスターの1等車に乗ると、軽食が供されます。飛行機の機内食を模したようですが、これがおいしい。ワインを片手に、乗車時間が優雅な食事タイムとなります。
こんなサービスが日本にもあれば、と思いますが、よく知られているとおり、日本の新幹線には食堂車すらありません。似たサービスとして、JR東日本のグランクラスで軽食サービスが行われてきましたが、現在はおつまみを提供する程度になっています。
さらに、この秋には、東海道新幹線でワゴン販売が廃止されることになりました。軽い飲食物を車内で購入することすら、ままならなくなります。
どうも、日本の列車では、供食サービスがうまくいきません。食堂車の復活や車内販売の維持を求める人もいますが、現実を見ると利用者は少ないようです。
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