宿泊業界におけるデジタル対応は、年々重要性が増し、もはや対応せずには経営が立ち行かなくなる状況かと思う。
私の古巣JTBさんもデジタル対応を含む投資計画を発表されて、柱の一つにデジタルトランスフォーメーションという言葉を使われていた。
デジタルトランスフォーメーションの意味を聞いて、内容をすぐ理解できるか?
簡単に説明すると、デジタル技術が行き渡ることで起きる大変化。企業が成功するためにはデータの活用が鍵。人々の生活の隅々に、デジタル技術が行き渡ることにより起きる大変化を指す。会社規模が250人以上の経営者調査で、82%が2019年にデジタルがビジネスに多大な影響を与えると回答している。(出典=最新マーケティングの教科書2018)
5月25日には、EU(欧州連合)で新たな規制(GDPR)が施行され、ウェブサイト上も個人情報取得に関する対応が必要になっている。
最新トレンドをいつくか紹介する。言葉だけで、どのくらい内容を理解されているか? チェックしてみてほしい。
□デザイン・シンキング
デザイナーに考え方をまねるための方法論。常に生活者起点で発想する。理解、発想、試作を素早く行い、新たな発想につなげる。
□GDPR(General Data Protection Regulation)
EUでのビジネスにはパーソナルデータ保護ルールへの対応が急務。EUの新しいパーソナルデータ保護ルール「一般データ保護規則(GDPR)」が2018年5月25日から施行されている。
□パーパス(Purpose:存在意義)
マーケティングの前提となる企業の存在意識。米国で最近見直され、日本にも普及しつつある。企業やブランドが、企業活動やマーケティングの前提として自らを定義する概念の一つ。その組織が何のために存在しているのかという、存在意義を明確な言葉で示す。 参考サイト https://www.southwest.com/html/about-southwest/index.html
□インバウンドマーケティング
顧客が興味を引く情報を示し来訪を促す。押し付け気味の従来手法に代わって注目。顧客が興味を引くであろう情報を提供し、つながりを作るマーケティングの考え方。
まとめた資料を用意している。必要の方はお問い合わせください。info@collely-at.com
(コレリィアンドアトラクト代表取締役)