装着したまま、飲食やカラオケ
広告宣伝・POP用品や商業施設ディスプレイなどのマルエムPOP(東京都台東区)は、10月末から新感覚のフェイスシールド「エア・シールド」を発売する。
「感染症対策に+(プラス)たのしい!」がコンセプト。使用時は空気を入れて膨らませ、未使用時は空気を抜いてコンパクトに持ち歩ける。
製品の材質は、従来のフェイスシールドPET素材(ポリエチレンテレフタレート)とは違い、柔らかいPVC(塩化ビニール)を用いた。使用時の大きさは幅280×高さ300×奥行300ミリ。
シールド全面と顔の間に空間を作って、装着したまま、飲食やカラオケを可能にした設計が特徴。サイズ調整のできるゴム製バンドを施したため、頭に固定することも可能だ。
また、グリーン、イエロー、レッド、ブルー、ブラックの5色を用意。用途や目的別に使い方が可能だ。
「今までのフェイスシールドの堅苦しさを払拭(ふっしょく)した他にはないデザインとカラー展開で、楽しみながら感染症対策を行えるアイテム」と同社営業部・伊藤幸仁氏。
新型コロナウイルスにより、宴会やイベントなど多くの催しが自粛されたが、「大小さまざまなイベントなどがなくなったことで、日常の楽しみが減ってしまったと感じている消費者は多いのではないか。そのため、我慢を強いることなく逆に感染症対策を楽しむことはできないかと考え、製品化に至った」という。
同社はほかに、マスク、除菌ジェルをはじめ、飛沫対策用パーテーション、各種衛生対策用品なども扱っている。
独特なデザインのエア・シールド
▷エア ・シ ールド エア ・シ ールド – マルエム POP