日本旅行業協会(JATA)は21日、旅行業経営について考える機会として、第31回「JATA経営フォーラム2023」を開催する。テーマは「旅行業再生 質的転換へのアクション」。持続可能な観光や世界における観光の現状を紹介するなど、今後の経営におけるヒントを提供する。
経営フォーラムは、経営層を中心としたJATA会員や観光関係団体所属の職員を対象に開催。開催方式はウェブで、参加費は無料。
基調講演では、日本総合研究所の寺島実郎会長が「2023年 世界の構造変化の中で」をテーマに話す。
セミナーでは、観光庁の大野一参事官(旅行振興)付係長が「持続可能な観光」に取り組む意義やその取り組み方について解説する。このほか、税務当局から聞くインボイス制度と電子帳簿保存法など「駆け込み税務セミナー」などが行われる。
パネルディスカッションでは、国内旅行が「データで読み解く、『国内旅行』の変化と未来」、訪日旅行が「ウイズ・ポストコロナの訪日旅行に向けて」など、七つのテーマを議論する。
動画配信は3月31日まで。期間中であればいつでも視聴できる。問い合わせ、視聴申し込みはJATA広報室TEL03(3592)1244、メールpress@jata-net.or.jp。