富山、石川、福井の北陸3県と北陸経済連合会、JR西日本が連携して実施する「日本の美は、北陸にあり。」キャンペーンが1日に始まった。期間は11月30日まで。季節ごとにより深い北陸の魅力に触れるプランを提案する。
春(4~6月)のテーマは、「春の華やかな心に触れる旅」。
富山県では、城端で地元ガイドと一緒に絹織物で栄えた街並みを歩く「ちょっと寄り道 まち歩き」ツアーを人気の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」の城端駅到着に合わせて開催する。
福井県では、日本最古の天守閣と言われる丸岡城にスポットを当て、人気の「丸岡城下町食べ・見て歩き得札(クーポン)」に加え、丸岡城の見所を案内する無料のガイドツアーを実施。あわら温泉―丸岡城―永平寺を結ぶバスの運行も検討されている。
このほか特別企画「予約不要・無料のガイドツアー」を北陸3県各地で実施していく。
夏(7~8月)は「北陸の自然に触れる旅」。開山1300年を迎える白山、白山とともに日本三霊山の一つとして知られる立山、能登の名所「白米千枚田」など、自然や景観など特色ある魅力を訴求する。
秋(9~11月)は「北陸のアート・伝統文化に触れる旅」。井波別院瑞泉寺や兼六園の紅葉、養浩館庭園の特別ライトアップ、富山県美術館をはじめとした美術館巡り、金沢ならではのお座敷体験ができる金沢芸妓の舞など、秋の北陸を味わえる素材を提案する予定。