新型インフルエンザの影響によって、関西などの宿泊施設で予約の取り消しが発生している。JTBグループは、その支援策として店頭や渉外営業、インターネット販売でのさまざまな取り組みを始めた。
5日から、旅館・ホテルの予約取り消しとなった空室を宿泊予約サイト「るるぶトラベル」「JTBホームページ」で再販売している。宿泊施設側が空室のある日に希望の価格でプランを独自に設定するもので、機動的に間際で販売できるのがメリット。
関西圏を中心に、東京圏、中京圏の3大都市圏で合わせて約100施設で設定する。一部のプランは店舗でも販売を行い、宿泊施設への支援を強化する。東日本発の企画商品「エースJTB」では同じく5日、京阪神地区を中心とした宿泊プランを発売。6日〜7月17日の期間限定商品。
また、関西の元気さをアピールしようとJTB西日本は4日、プロモーション「元気でっせ関西」を始めた。近畿2府4県に向け店頭、渉外営業で国内・海外旅行商品の販売を促進する。8月31日まで。販売目標は2万人。
関西の宿泊を申し込んだ人へのプレゼントキャンペーンも実施する。