総務省はこのほど、個人企業経済調査(動向編)の4~6月期確報を公表した。個人企業(個人経営の事業所)のうち、「宿泊業、飲食サービス業」の業況判断DI(良い・好転とした企業割合から悪い・悪化とした企業割合を引いた値)はマイナス52.9で、前期(1~3月期、マイナス52.5)から0.4ポイント悪化した。ただ、来期(7~9月期)は改善の見通し。個人企業全体はマイナス54.3で、同4.0ポイント改善した。
ほかの業種を見ると、「サービス業」はマイナス54.1で、同6.0ポイント改善。「卸売業、小売業」はマイナス58.0で、同4.5ポイント改善。「製造業」はマイナス45.8で、同4.4ポイント改善。
来期の見通しDIは、「宿泊、飲食」がマイナス46.4で、今期比6.5ポイント改善。個人企業全体はマイナス52.0で、同2.3ポイント改善。