兵庫県赤穂温泉の「絶景露天風呂の宿 銀波荘」(成世敏昭社長、35室)はこのほど、4階にあるロビーをリニューアルオープンした=イラスト=。名称は「ロカ岬」で、ポルトガルのロカ岬をイメージしたデザインとなった。
「日生(ひなせ)諸島から小豆島や四国、播磨灘などを望む大パノラマを堪能してもらえる」と同館。また、ロビーラウンジにはバー・ラウンジを併設。インテリアと照明デザイナーによるシックで上品な空間が特徴という。
併せて、1階の露天風呂「岩海の湯」に、湯上がりサロン「月見テラス松風(しょうふう)」を新設した。中庭は、忠臣蔵の大石内蔵助が赤穂御崎から江戸に向かう船旅の折りに、別れを惜しんだ「大石名残の松」をイメージ。赤穂らしさを演出した。
今回のリニューアルの総合企画はリョケン、設計管理は佐々山建築設計、施工はケーアンドイーが担当した。